昼飲みも楽しめる地元で愛されし富山の酒場5選
昼間から飲むお酒って美味しいですよね。
近年、昼飲みができるお店も増えましたので、地元民も観光で富山に来た人も「夜まで待ちきれない」という人はきっと多いことでしょう。
今回は富山県民の僕が心からオススメしたい、富山のお酒とグルメを明るいうちからゆっくりと楽しめる酒場を5店舗ご紹介させていただきます。
コボ ブルワリー パブ【富山市岩瀬エリア】
岩瀬の古い町並みの一角にあるブルワリーパブ。
ビールを飲むお店というイメージで訪れると、きっといい意味で期待は裏切られることでしょう。
北前船主・廻船問屋「馬場家」の築100年以上の土蔵がリノベーションによって生まれ変わったお店は圧巻のひとこと。
ビールを作っているのは10年以上もの醸造のキャリアがあるチェコ出身の方です。店舗中央には発酵タンクなどの醸造設備が設置されており、個性豊かなビールが日々作られています。
個性的なフードもビールをより引き立てるものばかりで、メッツゲライ・イケダのソーセージが食べられるのも嬉しいポイント。
この素敵な空間で、旨いビールを飲みながらゆったりと過ごしてみませんか。
ちょい呑み あらさん【富山市富山駅周辺】
このお店は名店「大衆割烹あら川」の姉妹店なので、リーズナブルながら富山の逸品が存分に楽しめるお店です。
個人的に大好きなのは、まず海老の芳香がすばらしい白エビふわふわ揚げ。
そして、げんげ治部煮はげんげと汁だけのシンプルなものですが、心にやさしく語りかけてくるような味で、汁だけでもお酒が進んじゃいます。
さらに、絶品蟹みそは調味料を使わず4時間も煮詰めて完成する逸品で、運良く見かけたらぜひ食べてみてくださいね。
日本酒も富山の全蔵が網羅されていて一杯350円~と、とってもリーズナブル。
壁の仕切りがないので開放感と入りやすさは抜群で、県外のお客さんが多いのも頷けます。一人飲みにもやさしいお店ですよ。
焼鳥居酒屋 ひびきやキッチン2・3【富山市中央通り】
僕がまだ小さかった頃から名物だったハツの美味しさは今も変わりません。
このお店の焼きとりは煙でいぶすように香ばしく焼かれ、シャバっとした色の淡い醤油ダレがなんともマッチする美味しくも懐かしい味です。
ハツやナンコツは好きすぎて毎度必ず食べるし、ホルヤキやとりなべも大好きだし、おつまみカレーの「オンリールー」は揚げ物の味変にも超オススメです。
お酒のラインナップも豊富でフード同様にリーズナブル。富山でも特に人気の地酒が揃っているのも嬉しいですね。
僕にとってこのお店は気取らない自然体なところが心地よく、他のどんなお店に行っても「最後には自分の帰るべき場所」的な特別なお店なのです。
和洋酒肴・定食 ひぐら志【富山市富山駅周辺】
カウンター6席、4~5人が座れるテーブルが1つだけのこじんまりとしたお店ですが、多くの常連さんに愛されているお店です。
和と洋が織りなすメニューは、とても店主一人だけのお店とは思えないバラエティに富んだラインナップとなっています。
レバー嫌いを虜にする手作りレバーペースト、絶品すぎるポテトフライ白トリュフバター、無限に食べていたい地魚酒盗あえ、日本酒が進みすぎる鱈肝の醤油漬けなど、「今日は一杯だけ!」と思って一杯で帰れた試しがありません。
値段はリーズナブルなぶん量も抑えめなので、一人飲みを存分に楽しめるのもありがたいポイントです。
席数が少ないお店なので、訪れるときは連絡を入れてから行くことをオススメします。
居酒屋たかまさ【高岡市高岡駅周辺】
高岡駅前にあるこのお店は今年38周年を迎えた老舗の居酒屋です。
安定感あふれる定番メニューや、旬を凝縮したかのようなオスメメニューには富山の魅力がたっぷりと詰まっています。
常連さんからもオススメされたすりみ揚は、必ず食べてほしい逸品。旬の素材を用いた料理には思わず笑みがこぼれることでしょう。
富山の地酒も多く揃っていて、やはり富山の食べ物には富山のお酒が合うということですね。
季節感満載の本格居酒屋が明るいうちから営業しているというのはありがたいことで、一人で飲みに来ている人が多いのも納得です。