期間限定！黒部峡谷トロッコ電車で行く！猫又駅と宇奈月温泉の魅力を深掘り

日本一のV字峡谷の大自然の中を走る黒部峡谷トロッコ電車。
風を切りながら走るトロッコ電車の車窓から眺める景色は、写真では納めきれないほどの大パノラマの絶景です。

通常は、全長20.1kmを片道約1時間20分で「宇奈月駅」から「欅平駅」までを運行していますが、今シーズンは、令和６年能登半島地震の影響で「鐘釣橋」が損傷し、おおよそ全体の中間地点である「猫又駅」までの往復運転をしています。

本来「猫又駅」は、工事関係者のための駅で、一般乗客は、乗降ができないのですが、今回、期間限定で新たにホームが新設され、「猫又駅」で乗降できるようになりました！

そもそも「猫又駅」ってなんだか可愛い駅名ですが、実は、全国でも駅名に「猫」がつくのは珍しく、全国でもココだけの貴重な駅でもあります。

「猫又」の由来は、諸説あるのですが、その昔、猫に追われてきたネズミが、「猫又駅」のそばにある「ねずみ返しの岩壁」に阻まれて登れずに引き返したため、それを追ってきた「猫も又」引き返したということから、この地名がついたとも言われています。

そんな「猫又駅」にちなんだフォトスポットも登場しました！
手前のスマホスタンドにスマホを乗せて、広角で撮影すると、こんなふうに「猫に追われているネズミに追われている」写真を撮ることができます。

ぜひ「猫又駅」での旅の思い出におもしろ写真を撮ってみてくださいね。

さらに、今回新設された展望台。少し目線の高さが上がる位置から対岸の景色を望むことができますよ。

そして臨時の観光案内所も。
ガイドさんが猫又にまつわるエピソードを教えてくれます。
ぜひ、猫又へ行かれる方はガイドさんに声をかけてみてくださいね。

ガイドさんからも教えてもらったのですが、猫又駅は、もともと工事関係者専用の駅ならではということもあり、作業中の重機を間近で見ることもできます！
しかも、この重機は分解してトロッコ電車に載せて運んで来てるんだそう。

「宇奈月駅」から「猫又駅」まで乗車時間は約45分。トロッコ電車の車内にはお手洗いがありません。特に寒い季節はお手洗いも心配になりますが、猫又駅でも仮設トイレが設置してあり安心です。

「猫又駅」にトロッコ電車が到着し、出発時間までは、約20分間です。今回ご紹介したスポットは、20分間でじゅうぶん回りきれるので、ゆっくりのんびり、今しか見れない景色を楽しんでくださいね。

トロッコ電車に乗っていると、野生の動物たちに会えることも。
あっちもこっちも！と猿を見つけ、童心に戻った気持ちでとってもテンションがあがりました。
だいぶん人間に慣れているような感じでしたが、目を合わせて威嚇しないように気をつけてくださいね。
 

宇奈月温泉街には、お土産屋さんや休憩やランチを楽しめるカフェ・飲食店が並んでいます。
トロッコ電車とセットでももちろん、宿のチェックイン・チェックアウト後にもおすすめの立ち寄りスポットをご紹介します。
 

宇奈月温泉に行った際に私が行く定番のご飯屋さんは、釜飯が人気の「河鹿（かじか）」
今回は、五目釜飯を注文。その他にも富山ならではの紅ズワイガニや、ホタルイカの釜飯メニューもありますよ。
そして釜飯だけでなく、「富山おでん」も人気です。バイ貝やとろろ昆布、黒部名水ポーク、湯遊うなぎのメニューなど富山ならではにもこだわったラインナップです。

ちなみに「湯遊うなぎ」は、宇奈月温泉の温泉水に入れた黒部市の新たなブランドウナギです。
温泉に浸かったうなぎってどんな味なんだろう、、と気になるので次は「湯遊うなぎ」を頼んでみたいと思います♩

 

そして別腹スイーツには、老舗豆腐店「やまとや」の「ミニとうふソフト」。
豆乳をブレンドしたほんのり豆腐味のソフトクリーム。コーンは、オーナーが「サクサク最後まで美味しく食べれるように」とこだわり、探し求めた「クリスピーメープルコーン」
コーンの最後までしっかりソフトクリームが入っていてミニサイズでも物足りなさはない満足感です。
 

ゆっくり座っておしゃべり、休憩したい時におすすめなのは「カフェモーツァルト」
写真１枚目は、「宇奈月・くろべ食べ歩きクーポン」利用時にクーポンと引き換えれる「季節の美味しいミニシャーベット」
このミニシャーベットに引き換えるために食べ歩きクーポンを買ってると言っても過言じゃないくらい私のお気に入りです。
もちろん通常メニューのケーキやコーヒーも美味しいですよ。（写真２枚目）