富山県の「雨の日」も「風の日」も子供と過ごせるスポット5

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天候の悪い日も富山県は楽しめます!「何をして過ごせばいいの?」といったお悩みを解決すべく、雨にも風にも負けないスポットを5つ紹介します。家族でめいいっぱい富山を楽しみましょう!

着替え必須!魚とふれあえる「富山県栽培漁業センター」(氷見市)

2023年4月28日にリニューアルオープンしたのは富山県が運営している「富山県栽培漁業センター」です。こちらの施設では、以前よりクロダイの稚魚やクルマエビの稚エビを育てて、富山湾内の様々な場所で放流していました。

今回のリニューアルで「富山県栽培漁業センター」は栽培漁業について楽しく学ぶことができる施設が追加され、生まれ変わりました!予約不要、入場無料の施設になります。

交流館奥にある展示室では目で見て、手を動かして魚について楽しく学べます。まずは栽培漁業をゲームで体験!身体全体を使っていい運動になりました。

そのほか釣りゲームやパズル、絵あわせカードなど子どもたちも夢中になって遊べる仕掛けが満載でしたよ。

ふれあい館には実際に放流されている魚にエサやり体験ができる「エサやり水槽」と魚とふれあえる「タッチ水槽」、「ふれあいプール」があります。

「エサやり水槽」ではキジハタやヒラメにエサやり体験ができます。特にエサに反応がいい魚はヒラメ。「タイやヒラメの舞踊り~ by浦島太郎」と脳内BGMがとまりません。ヒラメって本当に舞い踊っているんだと感動しました。

ナマコやクルマエビ、ヒトデとふれあえるプールもあります。軍手の貸し出しもありますよ。

ふれあいプールではクロダイとキジハタにふれあえます。磯遊びをさせたことがない我が家ですが、積極的に生き物とふれあっていい経験になったと思います。

さて、この日は水温11℃でしたが彼らには関係ありません。最後はパンツ一枚で帰宅しました(泣)。

我が家だけかもしれませんが、雨にも負けず、風にも負けず子どもたちはプールに入ってしまう習性があるようです。すぐそばにはシャワーが設置されています。必ず着替えを持ってお出かけください。

忍者イズムを体験「高岡忍者屋敷」(高岡市)

高岡の里山に2023年4月21日オープンしたのは「高岡忍者屋敷」。
忍者に魅せられた、国際忍者学会員(!?)でもある八田さんが運営されている予約制の忍者体験施設です。

住所は富山県高岡市西広谷771


オーナー忍者の八田さん曰く「使命感、柔軟性、仲間を大切にする心。イメージしていた姿に全て当てはまった」と。理想とする人間像に思いをめぐらせ、たどり着いたのが「忍者」だったそうです。振り切り方を見習いたいものです。

体験プログラムでは忍者の基礎知識から忍者の所持品の紹介、手裏剣、棒手裏剣を体験できます。レンタル衣装(有料)も用意されています。プロのカメラマンさんも常駐されているようです。
なぜこんなに忍者というものは惹かれるのでしょう。子どもたちの目の輝きがいつも以上でした。

手裏剣の全国大会では3位、棒手裏剣の全国大会では入賞されている八田さんから手裏剣の手捌きを教えてもらいます。私も負けじと投げてみました。

体験終了後には改修中の忍者部屋に。隠し扉や屋根裏に忍び込むための登り棒、クモの巣、床下への抜け穴といったからくりが仕掛けられていました。1時間ほどの体験で1人1,500円でした。予約は高岡忍者のWebサイトからメールでもしくはInstagramのDM、八田さん(090(2836)2430)まで連絡を。海外からのお客様にも喜んでいただけるスポットだと思いますよ!

ファスナーを作って楽しむ「Y K Kセンターパーク」(黒部市)

「ふとファスナーを見るとY K Kだった」そんな経験は私だけではないはず。
富山県黒部市にはファスナーメーカーのY K Kと姉妹会社である窓メーカーY K K APの事業所や製造所が至る場所に建てられています。
その中でも黒部市吉田にある事業所の一角には一般の人も気軽に楽しめる、ファスナーと窓のテーマパーク「Y K Kセンターパーク」があるんです。

「YKKセンターパーク」はファスナー工場だった場所をリノベーションしたスタイリッシュな建物。建物が壊されず、活かされる感じも素敵です。思わず子どもたちもカラダでYとKを表現していました。

今回は事前にファスナーの手作り体験(取材時は1個800円)を電話で申し込んでから伺いました。
手作り体験を予約するとファスナーや窓の仕組みと歴史の案内とワンドリンクのチケットが付いてきます。
ファスナーを紹介するディスプレイがポップで目を惹き、子どもも興味津々でした。

隣接するカフェでは美味しいドリンクとデザートが楽しめます。ファスナー体験に付いてきたワンドリンクチケットでコーヒーをいただきました。

企業ミュージアム「Y K Kセンターパーク」。ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか?
施設の周りは芝生広場になっています。気持ちの良い日はコーヒー片手に日向ぼっこもできますよ。

ほっこり癒しの「ひみラボ水族館」(氷見市)

一般開放されている「ひみラボ水族館」は富山大学理学部と氷見市の教育委員会連携のもとNPO法人BIOクラブが運営しています。

住所は富山県氷見市惣領1927
展示されているのは国指定天然記念物のイタセンパラやナマズ、タナゴ、ハゼなど主に氷見の川に住む魚です。80年代に一世を風靡したウーパールーパーなどもいましたよ。

そのほかメスブタのメルちゃん、絶滅危惧種のセマルハコガメ 、ウサギなどの生き物もいます。

入場料金はなんと無料。派手な演出はありませんが、生き物愛を感じるあたたかな演出が各所にあり、ほっこりします。綿がしマシンもありました!
 

子達も大人も夢中になるのはザリガニ釣り。
私ももちろん参加しました。幼い頃、高岡の古城公園で全く釣れなかった雪辱が果たせました。

トランポリンや小さなお子さんも遊べる遊具コーナーも設置されています。
年に一度、春のオープン前にプチリニューアルしているそうです。動物たちにエサやり体験も出来ますし、癒されたい方にオススメの水族館です。

雨の日も雪の日もアクティブに過ごせる「氷見市海浜植物園」(氷見市)

1996年氷見市が設立した施設「氷見市海浜植物園」。2020年には子供も大人もいっしょに遊べる・学べる・憩えるような空間にリニューアルし、2021年には木育を意識したスペースも完成しました。

氷見では自然を活かした環境づくり、木育を伝えていくための人材育成支援などに力を入れているそうです。そんな中で生まれた木育のスポット。木の温もりあふれる電車や木馬、お店屋さんごっこスペースなどがあります。

天候を気にせず楽しめる大型のネット遊具やフワフワドームもあり、毎回気づけば閉館時間。動き出した赤ちゃんから高学年の小学生まで楽しめますよ。

お昼ご飯には最上階にある「seaside cafeソラトキ」がおすすめです。オーシャンビューとともに楽しめるこちらのガレットがまた絶品。人気店のためオープン直後がオススメです。子供用のカレーもありましたよ。

まとめ

雨にも風にも負けない富山スポットは日差しが強い真夏日にもオススメです。どんな天候の日でも富山を楽しんでくださいね。

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