国際派フォトグラファー・カイさんが厳選!富山フォトジェニック7選

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富山県南砺市を拠点に活躍するフォトグラファーのカイさん。
シンガポール出身の彼女は、英語と中国語を操り、多くのインバウンド客の記念撮影を行ってきました。日本人の私たちとは少し違った視点を持つカイさんがオススメする、富山県内のフォトジェニックなスポットをご紹介します。

南砺市にある写真館「Studio Jove」

富山県南砺市にある写真館「Studio Jove(スタジオ ジョウブ)」。
オーナーであり、カメラマンのカイさんはシンガポール出身です。
写真館ではニューボーンフォトや家族写真を主に撮影しています。

カイさんは、英語と中国語が堪能。世界中から富山を訪れる人々の素敵な瞬間をカメラに収めてきました。
今までシンガポール、タイ、香港、アメリカなどからの観光客の撮影を行ってきたそうです。

カイさんが選ぶ!富山ならではの絶景7選

海外の観光客に人気の日本。
富山での撮影は日本ならではの雄大な自然や、伝統的な風景が選ばれるそうです。

特に桜や紅葉の季節は、海外の方々にも人気。
カイさんがオススメする富山県内のフォトジェニックなスポット7カ所を伺いました。
 

1.舟川べり(朝日町)

桜の時期に特に人気の高いスポットは朝日町の舟川べり(ふなかわべり)。
舟川べりはイナガキヤストさんの「あさひ舟川 春の四重奏」の写真で世界的にも認知されているそう。
4月上旬~4月中旬の開花のタイミングが合えば立山と桜、菜の花、チューリップが織りなす美しい四重奏の写真が撮影できます。

2.富山県中央植物園(富山市)

日本の撮影で一番人気のある桜の季節。
この季節は桜を追いかけての撮影になり、移動時間や開花のタイミングで場所を選ぶことも多いそう。

富山市中心部から車で約15分。
約6,600種類の植物が植えられている富山県中央植物園もオススメです。

3.庄川水記念公園(砺波市)

庄川のほとりにある庄川水記念公園(しょうがわみずきねんこうえん)。庄川水記念公園のオススメの理由は大自然の中にある赤い鳥居。
鳥居は日本独特のモチーフになるそうです。

庄川水記念公園をそんな切り口で見たことがなかったので新鮮でした。

4.瑞泉寺門前町の町並み(南砺市井波)

「日本遺産」にも認定された木彫刻の町、南砺市井波(なんとしいなみ)。
600年の歴史を誇る井波別院瑞泉寺(いなみべついんずいせんじ)から伸びる石畳の通り、瑞泉寺門前町の町並みもフォトジェニック。
道の背景には山景色があり映えそうですね。歴史ある風情漂う写真が撮れますね。

5.富岩運河環水公園(富山市)

富山市富山駅北に位置する富岩運河環水公園(ふがんうんがかんすいこうえん)。
こちらも舟川べり同様、桜の季節に人気のスポット。富山駅から徒歩10分とアクセスの良さも人気だそう。

 

6.古城公園(高岡市)

高岡市街地のほぼ中心に位置する古城公園。
古城公園は加賀前田家2代当主前田利長が築いた高岡城の城跡を、明治以来公園として開放したものです。
公園内にある赤い橋が人気の理由。桜、紅葉の季節に撮影される方が多いそうです。

7.花の森・天神山ガーデン(魚津市)

「花の森・天神山(てんじんやま)ガーデン」は、天神山にある自然植物園。
魚津市出身の植物学者、古川仁朗(ふるかわじんろう)さんが研究のために作った植物園です。
2010年からはボランティア団体「花の森・天神山ガーデン」が管理をしているそう。天神山ガーデンの桜の季節はまさに桃源郷。幻想的な風景が撮影できるそうです。
 

カイさんならではの撮影テクニック

カイさんに被写体の魅力を最大限に引き出すための、独自の撮影テクニックを伺いました。

・撮影時間
「午前、日が沈む前の2時間の間に撮影します。その間の光はやわらくて、人物撮影も綺麗に撮れますよ。」

・太陽の方向の確認
「太陽の方向次第で写真の雰囲気は大きく変わります。撮影の専門用語では順光、逆光などと呼ばれています。人物写真を撮影する時は逆光が好きです。全ての撮影スポットに太陽の光をあわせられませんが、メインとなる写真の撮影時間は必ず事前に太陽の方向を確認しています。もちろん順光で撮影する時もありますよ。」
 

フォトスポットに最適な富山県

カイさん曰く「富山は東京、京都、大阪などに比べ、静かで落ち着いてゆっくり撮影できます。」とのこと。特に桜の季節は美しい景色の中、人が少なくゆっくり撮影できる場所という目線でフォトスポットを選ぶことが多いそうです。
富山県には、まだまだ多くの魅力的なフォトスポットがあります。ぜひ、この記事を参考に、あなただけの富山フォトツアーを計画してみてくださいね。

※フォトスポットは事前に許可が必要な場所や撮影禁止の場所もあります。マナーを守って撮影してください。

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