立山連峰を望む穴場絶景スポット4選【伊折橋・薬用植物指導センター・牛岳パノラマ展望台・富山市塩の千本桜】

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富山県には、誇れる絶景スポットがたくさんあります。今回は、「立山連峰の絶景スポット4選」をお届けします。
上市町方面からの立山連峰の偉大なる絶景や、富山市の牛岳周辺からの街並みと一緒に見ることができる穴場の風景などをご紹介します。
ぜひ、絶景を求めて、ドライブしながら、行ってみてください。

【上市町・伊折橋】大自然の中の「剱岳」の絶景

北陸自動車道上市(かみいち)スマートインターから車で約25分ほどのところに「伊折橋(いおりばし)」があります。

「伊折橋」は、早月川(はやつきがわ)上流の「馬場島(ばんばじま)※剱岳(つるぎだけ)登山の基地がある場所」に向かう途中にあります。くねくねとした道やちょっと細い山道を抜けると一気に視界が広がり、ここからこんな絶景が見られるなんて!と感動したことを覚えています。それから、季節を変えて、何度もドライブしながらここへ訪れています。お天気がいい日、剱岳が見えていたら、ぜひ!ここは穴場の絶景スポットです。

※ただし、雪道で凍結している場合もあります。冬場の運転にはくれぐれも気をつけてください。

知るひとぞ知る雪景色、いかがですか?中央にそびえ立つ一番高い雪山が「剱岳」です。川の水は透き通り、流れる水の音に癒されながら、大自然の絶景を楽しむことが出来ます。

「伊折橋左岸広場」からの眺めもとても素晴らしく、桜と剱岳のコラボレーションが楽しめます。

2007年に植樹した桜が伊折橋左岸に咲き誇ります。「剱岳と桜の両方を楽しめる魅力ある故郷として次世代に残したい」と、地元の方々によって、植えられました。ベンチもあり、一息つきながら眺めたり、桜吹雪が舞う中、写真を撮ったりと様々な楽しみ方が出来ます。富山県内では一番遅く桜が咲く場所だそうです。

開花時期 4月下旬~5月上旬

【上市町・富山県薬用植物指導センター】シャクヤクとボタン、ハーブを楽しめる花園

上市町広野(ひろの)にある「富山県薬用指導植物センター」は、入場無料で見学することができる施設です。すばらしいシャクヤクとボタンの花が見られることで知られています。
 
開花時期 ボタン:5月上旬 / シャクヤク:5月中旬~6月初旬 

1つ1つが大きく、豪華な花々はとても見ごたえがあります。赤色、ピンク色、白色、黄色など、シャクヤクという花を間近で見たのは初めてでした。残雪ある立山連峰と花畑が美しかったです。また、苗も販売していて、自宅で植えて楽しむことも出来ます。今回は、花畑を中心にお届けしましたが、室内の施設では、富山県の薬草に関することなどを学べる展示があります。ぜひ、訪れてみてくださいね。

【富山市・牛岳パノラマ展望台】日本海から立山連峰まで見渡せる絶景

北陸自動車道富山西ICより、車で約50分。富山駅からも車で約60分ほどで、「牛岳パノラマ展望台」に到着します。冬(12月下旬~3月上旬)は、「牛岳温泉スキー場」として賑わう場所です。スキー場がオープンしているときは、展望台までは行くことが出来ませんが、その時期以外、春、夏、秋とゲレンデ内の舗装された道を車で行くことが出来ます。ゲレンデを登ること約5分、「牛岳パノラマ展望台」があります。

展望台からは、雄大な立山連峰、富山平野、新湊大橋、日本海の先には能登半島、美しい山田地区の棚田の風景など、360度見渡すことが出来ます。5月に撮影したときは、雨が上がり、雪が残る剱岳と、新緑の山々を見ることが出来ました。気候のいい時期は、展望台付近で、おにぎりを食べながら、景色を眺め、家族でピクニックするのも楽しい場所です。(※山田の案山子(かかし)ではおにぎりなどのテイクアウトも出来ます。このあと紹介します。)
テーブルやいすはありません。レジャーシートの持参をオススメします。

10月に行ったときは、パラグライダー愛好家の皆さんが、空中散歩を楽しんでいました。この日は、眺望もよく、風に乗って、とっても気持ちよさそうでした。春と秋は、パラグライダーを楽しむ場所として、最適だそうです。

穴場中の穴場スポットです!「牛岳パノラマ展望台」まで来たら、ここまで行ってほしい!車で行くことが出来ます。
ここは、牛岳登山道入口に向かう途中からの絶景です。(最後、地図にて場所を紹介します)季節を変えて、何度も行っています。5月の新緑、11月の紅葉、朝陽が昇る時間、夕暮れ時に染まる立山連峰、時期や時間を変えていくと、いつも違う景色が広がっているのが醍醐味です。

【立ち寄りスポット】富山市山田の「山田の案山子(かかし)」

ここでは、富山市山田地区で育てられた野菜、果物、お米など地元の特産品を購入することが出来ます。手作りのお惣菜は、絶品です!その中でも「ジャガイモ煮ころがしはご飯が進むよ~!食べて見られ!(食べてみて)」と。ホクホクしたジャガイモと甘辛い味付けがマッチし、子供たちも大好きな一品でした。一緒に販売されていたおこわと一緒に頂きました。

※12月下旬から3月上旬まで休業します。(下記、リンクにて営業時間などご確認ください)
※現金でのお支払いになります。

また、店内には「手打ち蕎麦屋 おんもり庵」があり、山田地区で収穫されたそば粉100%を使い、ここで手打ちされ、提供されています。「天ざるそば」を頂きました。蕎麦は、風味、喉越し、歯ごたえとすべてよく、いくらでも食べられそうなお蕎麦でした。食べ終わった後は、蕎麦湯を頂き、大満足!天ぷらも季節の野菜(11月は、サツマイモ、カボチャ、ヤーコンなど)が使われており、サクサクな衣に野菜の甘味を感じ、美味しかったです。うどんは、だしもオススメ!とのこと。食べやすい優しい味わいに、子供たちも完食でした。また行きたい!食べたい!そう思える「おんもり庵」でした。

【富山市塩 千本桜と立山連峰】 神通川沿いの桜並木と冬化粧した立山連峰の絶景

富山県には、桜と立山連峰を同時に見られる場所があります。北陸自動車道富山ICより約15分ほど。「塩の千本桜」として知られ、水仙とともに植えられた桜並木、およそ200本。また、神通川(じんずうがわ)対岸にも約800本もの桜が植えられている場所があります。ドライブしながら、風景を眺めるのも気持ちがいいですよ!

※桜と水仙の見頃 例年 4月上旬~4月中旬

この写真は、地図にある「八幡社」周辺から撮影しました。望遠レンズで切り取ると桜と立山連峰のコラボレーションもさらに迫力が感じられます。

千本桜の見どころは、車窓から眺めるだけではなく、遊歩道沿いに桜が咲き誇るため、歩きながらゆっくり楽しむことです。ただ、近くに駐車場がありません。路上駐車をし、迷惑をかけないようにしましょう。少し歩きますが、「成子大橋(なるこおおはし)」の下、河川敷に車を停めています。10分ほど歩くと水仙と桜の並木道があります。また、ここは夕陽が沈むころも絶景でした。

「神通川水辺パーク」側にもたくさんの桜が植えられています。桜がとっても近くに感じられつつ、遠くに見える山脈も含め、この風景に癒される場所です。そこまで混雑することもなく、ゆっくり楽しめるのも富山の良さだと思います。

地図にて場所を紹介します!

本日紹介した場所をまとめました。立山連峰が見える穴場スポットはいかがでしたか?ぜひ、富山県の絶景を堪能してくださいね。

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