世界遺産「五箇山」で絶景サイクリング!なんチャリツアー「E-bikeで走る!世界遺産・五箇山でサイクリング」に参加してみた

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世界遺産で絶景サイクリング。そんなプレミアム体験を手軽に叶えてくれるのが、南砺市発の「なんチャリツアー」。初心者大歓迎の手厚いサポート体制とともに、美しい原風景の残る「菅沼(すがぬま)合掌造り集落」を訪ねる半日ツアーをご紹介します。ペダルを漕いで、ここにしかない景色を見に行きましょう!

サイクリングで南砺市を観光!「なんチャリツアー」とは

南砺市(なんとし)+ 自転車(ちゃりんこ)= なんチャリ。

南砺市は8つの町村から成り、日本の原風景が残る自然豊かなエリアです。実り豊かな平野部、どこまでも続く山間部、穏やかな流れの庄川沿いなど、抜群のサイクリング環境が広がります。

なんチャリは南砺市観光協会が中心となり、熱意ある地元サイクリストと一緒にツアーをプロデュースする形でスタートしました。今回は世界遺産と名高い五箇山(ごかやま)を巡る、ビギナー向けサイクリングツアーに参加してきました!

なんチャリツアーの拠点「五箇山総合案内所」

今回のツアー拠点は、合掌屋根が目印の五箇山総合案内所。観光案内全般に加え、レンタサイクルの利用が可能です。

筆者は立山町の自宅から下道ドライブで、1時間半程度で現地入りしました。公共交通機関は、北陸新幹線「新高岡駅」またはJR城端線(じょうはなせん)「城端駅」から世界遺産バスを乗り継いでアクセス可能です。アクセス詳細は以下のリンクをご参照ください。

ポイントその1:サイクリング初心者でも気軽に参加可能!

本ツアーはE-bike(電動アシスト付きレンタサイクル)を利用します。自転車に加えヘルメットもレンタル可能で、ほぼ手ぶらで参加OKです。服装は汗抜けの良く動きやすいスポーツウエア、歩きやすいスニーカー、両手が自由に使えるバックパックがおすすめ。日焼けが気になる方はサングラスや手袋を着用し、日焼け止めを塗りましょう。

ツアーの最初に全員で走行前ブリーフィングを行い、コースの概要やグループ走行時の心構えを共有します。サイクリング初心者にとって車道走行は不安なものですが、まずは室内で交通ルールを再確認。安全安心なサイクリングに欠かせない行程です。

地元ガイドが快適サイクリングをサポート

今回リーダーを務めた川原さんは、研修を受けたプロのサイクリングガイド。安全かつ快適なペースでツアーを先導してくれます。E-bikeは最初こそ操作に慣れが必要ですが、練習走行を経れば普通の自転車のように乗りこなすことができるでしょう。

さらに!万が一のトラブルに備えてサポートカーも帯同してくれます。手荷物預かりに対応するほか、写真撮影まで担当してくれます。サポートカーの存在は心強く、安心感をさらに高めてくれますね。

ポイントその2:絶景続きの走りやすいコース!

ブリーフィングと練習走行を経ていざ実走へ。スタート直後は交通量の少ない裏道が続き、初めての車道走行でも不安は少なめ。登りは電動アシストで軽々と、下りは太いタイヤで安定して走れます。

ひんやりとした森の空気が気持ちいいルートで、10分も走ると全員E-bikeを華麗に乗りこなしていました。時折現れる絶景ポイントは、小休止とともに写真撮影のチャンス!

絶景を楽しみつつ、菅沼合掌造り集落へ

道中は高台からの眺めあり、ダム湖の絶景ポイントありでみるみる景色が変わります。スタートから6kmほど、あっという間に「菅沼合掌造り集落」に到着です。

相倉(あいのくら)と並んで、合掌造り集落は南砺市に2箇所あります。ここ菅沼集落はコンパクトで愛らしさ漂う、どこか懐かしさを感じるスポットでした。茅葺屋根の家についてガイド川原さんが解説してくれて、学びが深まりました!

ロケ当日は気温30度近い晴天となり、メンバー全員で冷たいアイスクリームを楽しみました。イチオシは「ぼべら」ソフトクリーム。ぼべらとは五箇山在来種の、甘みの強いカボチャなんです!ここでしか味わえない、絶品ご当地ソフトでした。

Column

ご当地ソフトクリームに注目!-1

ご当地ソフトクリームに注目!

ちょっと閑話休題、お隣の砺波市もオリジナリティあふれるソフトクリームが目白押しなんです。帰りのドライブがてら、寄り道してみるのもいいでしょう!

砺波市のおすすめソフトクリーム4選!ぜひ食べて!

ポイントその3:サイクリングのお供は青空コーヒータイム!

サイクリングに欠かせないものとは?それはズバリ、淹れたてのコーヒー。集落を抜け折り返し地点に辿り着くと、サポートカーからコーヒーセットが登場です!青空の下、豆から挽いた香りたっぷりのアイスコーヒーをいただきました。

集落全景を見通せる高台で、最高の一杯を囲みつつコーヒートークが弾みます。筆者は様々なサイクリングツアーを見てきましたが、その場で淹れるスタイルは結構レアな体験だったと思います。

自転車だからこそ味わえる、五箇山の原風景

サイクリングツアーの醍醐味の一つは、ガイドブックに無い未知(道)との遭遇。そしてその土地を全身で感じられるところです。クルマでは素通りしてしまう場所も、自転車ならばじっくりと味わえるものです。

ダイナミックな庄川沿いのV字谷は、吸い込まれてしまいそうな圧巻の光景。夏は目に優しい深緑が、秋は燃えるような紅葉が広がります。同じスポットでも、シーズンごとに違った風景に出会えることでしょう。

本ツアーはおよそ14km/2時間半の行程ですが、初めて目にする景色が楽しくて距離以上の充実感があります。日常生活で自転車に乗る方であれば、体力面でもほぼ不安なく完走できるルートです。帰りは国道156線を通り、総合案内所へゴール。あっという間の半日ツアーでした!

五箇山豆腐でヘルシーランチタイム

14kmもペダルを漕げば、いい感じにお腹が空いてきます。ランチはツアー行程に含まれていませんので、周辺のお食事処から好きなものを選びましょう。今回は案内所から徒歩30秒のお蕎麦屋さん、拾遍舎(じっぺんしゃ)へ。

五箇山グルメといえば豆腐。厚切りの刺身でいただくと、濃厚な大豆の風味が口いっぱいに!水気を抑えた歯応えある、通常の豆腐とは全く違う逸品です。揚げ出し豆腐入りのお蕎麦も合わせて、ヘルシーかつお腹大満足のランチタイムでした。

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ガッツリ肉派にはジビエをどうぞ!-1

ガッツリ肉派にはジビエをどうぞ!

今回のサイクリングルート上に見つけたジビエの名店「高千代」。レアな熊肉料理に加え、こちらでも五箇山豆腐が楽しめます!熊の看板が目印です。

五箇山で味わう本格ジビエ!名店「高千代」

まとめ:なんチャリツアーは世界でここだけの特別体験!

世界遺産でサイクリング。この一言だけでもオンリーワンな体験なんですが、充実のサポート体制がなんチャリツアーの満足度をさらに高めてくれます。今回お世話になった川原さん野原さんを筆頭に、地元をサイクリングで盛り上げたいアツい想いが伝わってきました。

ガイド+サポートカー帯同あり、コーヒー込みはサイクリング初心者でも安心のパッケージ。E-bikeが体力面をカバーしてくれるため、どなたでも楽しめること間違いなしです!南砺を知り尽くした地元サイクリングガイドが、全力でもてなしてくれますよ。

※ ツアー詳細は下記をご参照ください。

ツアー実施日以外では、南砺市内に計6箇所あるレンタサイクル拠点「なんちゃりステーション」で通常レンタルも可能です。どこを走ればいいの?という場合も大丈夫。モデルコースが豊富にあるため、ぜひホームページをチェックしてみてくださいね。

今回の五箇山ツアーの詳細は、ぜひ以下のリンクからご覧ください。ペダルを漕いで、まだ見ぬ絶景に会いに行きましょう!

今回ご紹介した体験プランの詳細・ご予約はこちら

【VISIT富山県】E-bikeで走る!世界遺産・五箇山でサイクリング

■所要時間:約2時間30分
■料金  :5,500円(税込)
■対象年齢:中学生以上で身長150センチ以上の方(未成年の場合は保護者同伴)
■最新情報及び詳細は下記サイトにてご確認ください。

*こちらはVISIT富山県とのタイアップ記事です。

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