日本一の宝庫！立山町の国内No.1な観光スポット10選

ある時、筆者は気がつきました。立山町はあらゆる面で「日本一」であると。

称名滝、黒部ダムといった有名スポットから、意外なところで「隠れ日本一」な場所まで様々。
調べてみると、その​​​数なんと​​​​10！その全てが立山町内にあります。

日本一の由来を知れば、特別な気持ちでスポットを楽しめることでしょう。
各スポットの詳細は、リンクからぜひご覧ください！

日本一ポイント：落差350mの大瀑布

最初はやっぱりここ、称名滝（しょうみょうだき）。立山町が誇る巨大な滝は、あの東京タワーを超える高さ。
富山旅行で絶対訪れたい、定番中の定番スポット！

春先のみ姿を表す幻の「ハンノキ滝」は、さらに大きい高さ約500m。
（出現時期が限られるため、正式に滝には認定されていません）

日本一ポイント：標高差およそ3,000mの激流

全長56kmと比較的短いものの、滝と形容されるほどの流速をもつ一級河川、それが常願寺川（じょうがんじがわ）。
かつては暴れ川として、平野部に災害をもたらす存在でした。

長年の治水工事により平定され、現在は豊かな水源として農業や水道水に利用されています。
そのルーツは、立山カルデラ砂防博物館で学ぶことができますよ。

日本一ポイント：高さ500m、幅2kmの巨岩

悪城の壁（あくしろのかべ）は、国内最大サイズの一枚岩。
（一枚岩といえば、オーストラリアのエアーズロックが世界的に有名）

立山駅から称名滝へ向かう道中、右手に現れる断崖がそれです。山ではなく、岩なのです！
切り立った断崖はまさに巨壁で、人々の侵入を阻みます。

日本一ポイント：国内最大規模を誇る、防災の要衝

白岩堰堤（しらいわえんてい）は本堰堤の高さ63m、7基の副堰堤をあわせると落差108mを誇る巨大な砂防設備。
その迫力は黒部ダムに勝るとも劣らないほど。現在は国の重要文化財に指定されています。

一般立ち入りの制限された立山カルデラ内部で、その姿を目にすることができます。

日本一ポイント：標高2,450mで味わう、至上の宿泊体験

ここから先は、アルペンルート上にある日本一スポットをご紹介します。
まずは室堂駅直結の宿泊施設、ホテル立山。

開業から約50年、85の客室を持つ天上のリゾートホテルで、その宿泊体験は唯一無二。
一面の銀世界、満天の星空、燃えるような紅葉とシーズンごとに楽しめるのもポイントです！

日本一ポイント：標高2,450mに湧く自然の恵み

玉殿の湧水（たまどののゆうすい）は、日本最高標高で取水できる天然の湧き水。
アルペンルートの室堂駅を出て、徒歩1分ほどの場所にあります。

ボトルに詰めて、ぜひハイキングのお供に味わって欲しい天然水です。
その清らかな飲み味、オンラインショップからでも入手可能です！

日本一ポイント：日本最高所に湧く天然温泉

日本で1番高い場所にある温泉、それがみくりが池温泉！
100%掛け流しの硫黄泉が、身体の疲れを温かく癒してくれます。（すぐそばには火山ガスが煙る地獄谷があります）

宿泊に加えてリーズナブルな日帰り入浴も可能で、登山客には嬉しい限り！カフェや売店も併設されていますよ。

日本一ポイント：290年の歳月を経た山小屋

室堂山荘はその姿の示す通り、日本最古の山小屋として現在も存続中。

1980年代まで実際に宿泊可能で、現在は新しい建屋で登山客を受け付けています。
古い建屋は国の重要文化財として保存され、内部は資料展示室として開放中。

年月を重ねた木の外壁に、自然環境の厳しさ、歴史の重みを感じることができるでしょう！

日本一ポイント：支柱なし、長さ1.7kmの空中散歩

アルペンルート上の大観峰と黒部平を結ぶ、日本最長のワンスパン式ロープウェイがこちら。
支柱が一本もないことから景観を崩さず、大迫力のパノラマビューが楽しめます！

紅葉時に乗る立山ロープウェイは、まるで赤い絨毯の上を滑空するような絶景体験です。

日本一ポイント：えん堤の高さ186mの巨大アーチダム

高さ186m、幅492m、1秒間の放水量は10トン以上。
なにもかもが桁違いの、国内最大のアーチダムが黒部ダムです。（名前に黒部とありますが、所在地は立山町内です）

数々の犠牲と逆境の下に完成し、壮大なドラマを持つ黒部ダム。こんなに大きな構造物を人力で作った、そう思うと感動せずにはいられません。

立山町の誇る日本一スポットの数々、ぜひフルコンプリート目指して訪問してみてくださいね！