「駅」から始めよう、とやま旅。富山県内の主要駅を大特集:前編
駅、それは観光の起点となる最重要スポット。今回は富山県内観光の中心を担う4つの駅をご紹介します。
駅を知るとは、その地を知るということ!周辺スポットや駅ナカの楽しみ方も、ぜひ参考にしてみてください。
全ての観光は「駅」から始まる
突然ですが、駅っていいですよね。
観光のスタート地点であり、その地の魅力がギュッと詰まった場所。それが駅と言えるでしょう。
グルメ、名産品、面白スポットなど、旅のエッセンスがこの1箇所に詰まっています。
ただの中継地点として、スルーするのは勿体無い!そんな想いで、今回は富山県内の主要駅をご紹介します。
公共交通機関でとやま旅をする方に、まずは駅を楽しんでもらえたら幸いです!
富山駅:まずはここから。旅のスタートポイント
●乗入路線:JR北陸新幹線 / あいの風とやま鉄道 / JR高山線/ 富山地方鉄道
●スポット:とやマルシェ / Amazing Toyama
まずはやはりここ、富山駅。
とやま観光の中心基地であり、ここから県内の全方面にアクセスできます。
2015年の新幹線開通を経て、明るくモダンな駅舎に生まれ変わりました。
改札を出ると北口と南口に分かれ、それぞれ雰囲気が異なります。
駅構内には富山湾鮨の巨大オブジェがあり、寿司にまつわるモチーフが遊び心たっぷり。
また、お土産所「とやマルシェ」は、ますの寿しを筆頭に県内の名産が購入できます。まさに「寿司といえば富山」!
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そして富山の街並みといえば路面電車。
5種類の路線が整備され、ゆったりと走る車両に心がほっこりします。
シェアサイクルや路線バス網も加わり、コンパクトシティと呼ばれる富山の景観が形成されています。
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高岡駅:とやま観光を支える、もう1つの拠点
●路線:JR氷見(ひみ)線 / あいの風とやま鉄道 / JR城端(じょうはな)線
●スポット:大伴家持(おおとものやかもち)像 / 前田利長像
県西部の観光を支える中心地が高岡駅。
富山駅と同じく南北に分かれ、それぞれ高岡にちなんだ偉人像が飾られています。
街のシンボル、高岡大仏は北口から徒歩で。南口からは国宝瑞龍寺と新高岡駅へ行けます。
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新高岡駅:首都圏から県西部への玄関口
●路線:JR北陸新幹線 / JR城端線
●スポット: Nemaru cafe / GALLERY MONONO-FU
2015年開業の比較的新しい駅が新高岡駅。前述の高岡駅から1.7kmほどの距離で、バスで接続されています。
首都圏と金沢方面から、県西部を観光したい場合にぜひ当駅を利用しましょう。
北口から瑞龍寺までのんびり散歩するのもいいですね。
そんな新高岡駅ですが、実は駅ナカ施設も充実。
ギャラリーでは高岡名産の金属細工、能作に親しむことができますよ。
執筆時点では乗り入れる新幹線は各停列車「はくたか」のみですが、春の臨時列車で特急「かがやき」も新高岡に停まります!
敦賀への延伸に合わせ、新高岡もアクセスが増えることに期待大です。
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氷見駅:レトロな車両で車窓旅へ
●乗入路線:氷見線
●スポット: まんがロード / ひみ番屋街
最後は氷見線の終点、氷見駅。
小さな駅ですが、コインロッカーやタクシー乗り場など一通り充実しています。
駅舎には観光案内所が直結しており、まずはここで情報収集するとグッドです。
徒歩で、まんがロードを通り抜け、ひみ番屋街へ行くルートが鉄板。
観光の起点となる氷見駅ですが、ここに至るまでの列車旅も格別。
氷見線の車窓から眺める雨晴海岸は、旅情をそそる素敵な光景です!
旬の海鮮を求めて、ぜひ氷見線経由での観光を楽しんでみてくださいね。
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いかがでしたでしょうか?
後編では、立山駅、宇奈月温泉駅、宇奈月駅、越中八尾駅、城端駅をお送りします!