珈琲駅『ブルートレイン』へ!富山のレトロ喫茶店

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以前から行きたいと思っていた鉄道模型が走る喫茶店へ行って来ました。
鉄道好きにも、そうでない方にも有名な富山市のレトロな喫茶店です。

珈琲駅ブルートレインへ

「ブルートレイン」とは、かつて国内に多く走っていた青色の寝台列車の愛称です。名前からも外見からも、列車好きか関係している方が運営されている喫茶店ですね。
市中心部にあり大きな道路沿いに立地しているため、店先は何度も通っていましたが、この度初めての訪問です。

【珈琲駅 ブルートレイン】
住所:富山県富山市鹿島町1丁目9-8
営業時間:11:00~18:00
定休日:火曜日

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駐車場は店前に3台(小さい車用)、道路の反対側に1台分あります。
また、市内路面電車の『安野屋(やすのや)停留所』から約200mなので市内観光とあわせて来ることが出来ます。

レトロな雰囲気の店内

窓と座席、天井、灯りは客車をイメージして装飾したものとの事です。とても落ち着いた雰囲気で時間がゆっくり流れている感じです。 
噂通り、店内には鉄道模型が走行しており、沢山の車両や鉄道関連のアイテムや写真なども多く展示してありました。

列車の時刻表の「メニュー表」に書かれたおススメの「コーヒー(水出し)」と「コーヒーチーズケーキ」をいただきました。

鉄道模型、よく見ると・・・

この鉄道模型、多くが ”手作り!” という事でとても驚きました。

『珈琲駅ブルートレイン』の鉄道模型は、おもちゃ屋でよく見かける「Nゲージ」規格よりも大きな1/80サイズです。販売されている商品は精工で迫力がある一方、非常に高価でラインナップが少ないという事があるようです。

欲しい列車が商品化されていないということが多々あったようで手作りしていったそうです。
作成だけではなく、日々のメンテナンスや修理もすべて行っているのでさらに驚きです!

上の段が富山の路面電車。一番右の大正2年(開業時)の車両から左へ移り変わって、一番左が現在でも見られる車両です。当時は一両がこんなに小さかったのですね。

模型以外も興味深い

店内には、元国鉄副技師長の星晃(ほしあきら)氏が主に富山で撮影された写真が展示されています。

星氏は0系新幹線をはじめ多くの車両の開発に携わり鉄道の発展に多大な貢献をしてこられた方で、店主とも古くからの知り合いだったそうです。
どの写真も素晴らしいアングルで列車が撮影されており、富山の鉄道の歴史を知る貴重な資料としても素晴らしいものだと思いました。

店舗入口のコーヒーマシン

これで長い時間かけて抽出されたコーヒーが提供されています。来店のタイミングがあえば見られる可能性があるとの事でした。どんな感じなのか面白そうなので見てみたいものです。理科の実験器具みたいですね。

周辺の見どころ

周辺には『富山城址公園』、『ガラス美術館』など徒歩や路面電車でも移動可能な観光地が多くあります。

鉄道好きで来られたらすぐ近くの路面電車眺望スポットの『富山大橋』も渡ってみてください。立山連峰の眺望を阻害しなようにデザインされた橋で電車とのコラボは抜群です(見えていれば)
さらに、橋を渡った先には日本一長い駅名と言われたり言われなかったりする停留所があります。

鉄道に興味がなくても!

1982年に開業し40年以上の歴史がある『珈琲駅ブルートレイン』は鉄道好きではなく、レトロ・ノスタルジックな喫茶店を求めて来店される方も多くいるそうです。 
市街地観光の際にも立ち寄れる場所にあるため、雰囲気を味わいに訪れてみてください。

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