昆布の和菓子!?「昆布おはぎ」を求めて!!
昆布王国「富山」の数ある昆布グルメの中でも和菓子は珍しいのではないでしょうか!?県外出身の私は最近知りました。
食べた瞬間、昆布の香りや食感で「和菓子?」と不思議に感じますが、酸味と塩味が餡の甘さに絶妙にマッチしてきて「甘じょっぱい」が堪能できます。
富山でも少し珍しい「昆布おはぎ」を販売している店舗を巡ってきましたのでご紹介いたします。
【お菓子処 はとや(小矢部市)】
「昆布おはぎ」と「昆布もち」も販売しており、どちらも3種類の昆布の味や食感を楽しめるところにこだわりがあります。
創業明治15年の老舗ですが今では銘菓「今石動城(いまいするぎじょう)」「白馬山(はくばやま)」と共にお店の看板商品となっており、リピーターも多く金沢から訪れている方もいるそうです。
「道の駅メルヘンおやべ」、「アルビス小矢部店」、「アルビス石動店」でも販売しています。
【銀心菓創 くれは製菓(富山市)】
地元名産の呉羽梨(くれはなし)や県内の食材をコンセプトにした和菓子で、食材と商品を広めていきたいという熱い思いを伺いました。
「富山と言えば昆布」という事で10年以上前に「昆布おはぎ」を開発し販売を始めたそうです。当初は認知もなく廃棄になる事が多かったそうですが、使用する昆布の見直し、餡の甘さや量の試行錯誤を繰り返し現在の商品に行き着いたそうです。
「大阪屋 呉羽店」、「大阪屋 五福店」でも販売しているそうです。
【石谷もちや(富山市)】
大人気の名産「あやめ団子」をはじめ様々なお餅や団子を販売していましたが、昆布を使った商品も作ってみたいと考え「昆布おはぎ」を商品化したそうです。今では定番商品として石谷もちやの「富山中央通り本店」、「清水元町店」の2店舗で販売しています。
【アルビス(県内各所)】
県内各所にあるスーパーマーケットアルビスは、自社で製造している「おはぎ」が名物でお惣菜コーナーにたくさん並んでいます。「おはぎ」の新メニューとして開発した「昆布おはぎ」は一般社団法人全国スーパーマーケット協会主催「お弁当・惣菜大賞2024」のスイーツ部門において「入選」を獲得されたそうです。
運動にも「甘じょっぱい」はピッタリでした!
運動すると塩分と糖分を求めて「甘じょっぱい」物が食べたくなります。「昆布おはぎ」は、腹持ちも良いので長時間の運動にも良く、まさにピッタリの商品です。
賞味期限は当日限りなので買い置きは難しいですが、朝に買って出かけるのもありですね。
2023年の「富山マラソン」のエイドステーションには「昆布おはぎ」が提供されていたそうで、多くの方が驚いたのではないでしょうか。
富山に来たらぜひ味わってみてください。