冬も綺麗!お手軽に行ける小矢部の名瀑「宮島峡」の滝
滝は山深い場所や市街地から遠い場所にある事が多いですが、宮島峡は市街地に近く気軽に立ち寄れる観光スポット。
冬でも駐車場までは除雪されているので安心です。(豪雪時はご注意ください)
三井アウトレットパーク北陸小矢部(おやべ)からは車で10~15分と、買い物のついでに観光も楽しめるのもお勧めです!
宮島峡の滝
宮島峡には『一の滝』『二の滝』、『竜宮淵(三の滝)』と主に3つの滝があります。
『一の滝』、『二の滝』は間近で迫力を感じられます。
夏の緑や秋の紅葉も美しいですが、冬の厳かで神秘的な眺めも美しいので紹介します。
『一の滝』は、水が集まり急流となっている右側が大迫力です。
吸い込まれそうで少し怖いですが、見ていて飽きません。
望遠ズームで狙ってみましょう。
水しぶきが枝について氷柱になっていました。
『二の滝』は現在(2023年12月)、大雨の残留物があるため真横まで行くことが出来ませんが、少し離れた場所からでも水しぶきを浴びるほど十分見ごたえのある滝です。
なお、『二の滝』は街灯が近くにあるため、夜はスポットライトが当たっているように光ます。
写真は夏ですが、かっこいいです。
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滝以外の見どころ
説明を聞かないと見落としてしまいそうですが、『一の滝』にある穴は甌穴(おうけつ)と言い、県の天然記念物に指定されています。流れてきた小石などで削られたもので大変珍しいものだそうです。珍しいと言われると有難みを感じます。
『二の滝』からすぐ上流にも小さい滝があります。名前はありませんが、真横まで近づけるので滝の迫力を間近で感じられます。
『竜宮淵(りゅうぐうぶち/三の滝)』からさらに上流に行くと、子撫川(こなでがわ)ダムがあります。秋は対岸が紅葉しており、ダムの上まで歩いて眺めることが出来ます。
宮島峡には12体もの像があるそうです。私はすべてを探したことがありませんが、隠されていたりもするので探索してみるのも良いかもしれません。
『一の滝』の近く、『二の滝』へ向かう分岐を左に進むと畑や草むらの中に謎の扉があります。北陸新幹線計画当初は、この宮島峡を通る予定でそのトンネル掘削工事の跡です。ここを新幹線が通っていたら宮島峡はどうなっていたのだろうと想像するのも楽しいです。
宮島峡へのアクセスと立ち寄りスポット
小矢部市にある宮島峡は、稲葉山と合わせて『稲葉山・宮島峡県定公園』として指定されています。
『三井アウトレットパーク北陸小矢部』や、『道の駅メルヘンおやべ』の後ろに見える山が稲葉山でその脇を流れる子撫川の峡谷が宮島峡です。
県外出身の私は、初めて稲葉山を見た時は「なんだあれは?山の上に牧場?」と不思議な眺めにビックリした記憶があります。道の駅を基点に、宮島峡と稲葉山を楽しむのも良いですね。どちらも所要時間は15分ほどです。
また、国道8号から宮島峡に向かう道路に入ってすぐの場所に、2023年10月に開業し話題になっていた、たい焼き屋『鯛万屋(たいまんや)』があったので立ち寄りました。
鯛万屋は有名YouTuberのご両親が運営されており、ご両親も自身のYouTubeチャンネルを開設しているそうです。そのため週末には視聴者の方の来店があるらしいですが、店舗横に駐車場が整備されており10台ほど駐車出来るためゆっくり買い物が出来るかと思います。
たい焼きは丸型で「どちらから食べるか」論争が起こらいない平和な形をしておりました。YouTubeでも生地のこだわりを仰っていましたが、サクサク生地で美味しかったです。車の中でも食べられるのでドライブや観光に是非とも持っていきたいおやつです。
鯛万屋
住所:富山県小矢部市桜町2089
営業時間:10時〜18時
※定休日はSNSなどをご確認ください。
宮島峡は付近に旅館や民家あがり、積雪時も道路はしっかりと除雪されています。また、滝用の駐車場も除雪されていたので、冬でも安心して行くことができました。
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まとめ
四季を通して綺麗で近くに滝を感じる事が出来る宮島峡は、市街地から近い滝スポットで冬でも気軽に近くまで行くことが出来ます。三井アウトレットパーク北陸小矢部での買い物のついでや、石川県富山県の行き来のついでに行くことも出来るので是非観光してみてください。
また、となりの稲葉山の展望台からは富山平野、砺波平野から立山連峰も一望できるので合わせて訪れてみるのもおすすめです。