地元民おすすめ!富山県の旨いラーメン屋はココだ!
富山県にもたくさんの美味しいラーメン店があります。そして実は、「富山市」が2023年 総務省家計調査でラーメン支出額5位となるなど地元民もみんな大好きなラーメン。
富山といえば富山ブラックラーメンが有名ですが、今回はジャンルを問わず、ふぉとやまライターと編集部が、おすすめのラーメン店を1つずつ紹介しています。人気店から隠れた名店まで地元民ならではのセレクトでお届けします。
「麺屋つくし」舌をうならせる、極上の味噌ラーメンが味わえる【富山市】
私、曽我 美穂のオススメは県内に2店舗(富山駅中、富山市内)ある「麺屋つくし」です。ここは札幌の名店「すみれ」で10年修行した後、その味を日本海側で初めて正当継承した店主が18年前に立ち上げたお店で、絶品の味噌ラーメンが味わえます。
麺は札幌から直送された玉子ちぢれ麺、スープには炒めニンニクや薬味、ひき肉の旨味がつまっています。そこにもやしなどの炒め野菜、メンマ、長ネギ、大きなチャーシューがのせられています。具材がスープと絡み、箸が止まらないおいしさです。
一度食べたら忘れられない味なので、普段はあまりラーメンを好まない中学生の娘も「つくしは別格」と言っています。ファンが多く、特にお昼時は人気なので時間に余裕を持っておでかけください!
「古久龍」優しい幸せな味のラーメンと富山おでんが絶品【富山市】
私、みかのおすすめするお店は、「古久龍」です。富山地方鉄道不二越駅の目の前にあります。大人気の「味玉ラーメン」を注文しました。こだわりのある「鶏がらスープ」にちぢれ麺が絡み、やわらかいチャーシューと味の染みた味玉がトッピング!優しい幸せな味でした。子供から大人まで幅広く愛され、座敷では家族連れで賑わっていました。お子様向けには「お子様ラーメン」もあります。
また、「富山おでん」が提供されており、これが絶品です。だしの染みた大根や卵、焼き豆腐など、種類も豊富!夜も22時まで営業しており、おでんを肴に飲むこともできます。無性に食べたくなるラーメン!いつも変わらぬ味を提供している「古久龍」!美味しい一杯を楽しみにぜひ足を運んでみてください。
「麺処 福助」野菜たっぷりコスパ満点の味噌ラーメン【富山市】
私、ゆうへいがオススメするのは、富山市五福にあるラーメン店「麺処 福助」です!
目立たない場所にあり、カウンター席のみのこじんまりした隠れ家的なラーメン店ですが、2020年10月のオープンから3年以上たった今でも変わらず人気。
麺処 福助の推しポイントは、次の3つです。
・新潟の名店「食堂みさ」から受け継いだ確かな味
・野菜たっぷりコスパ満点の味噌ラーメン
・にじみ出る店主の人柄の良さ
来店してみると分かりますが、やり取りなどから店主の人柄の良さが伝わってきます。それに加えて、「野菜多すぎない!?」ってくらいたっぷり野菜が入った絶品みそラーメンが、「この価格で大丈夫!?」ってくらいのボリュームで提供されるので、リピート確定です。
小サイズでも他のラーメン店の大盛りくらいの量があるので、その点は注意してください!
「麺や美豚」優しい味わいの糀みそ豚骨らーめん【富山市】
私、モニカのおすすめは、富山市南部にある「麺や美豚(びとん)」。スープは氷見産煮干しなどで煮出し、具材のチャーシューには富山県産の「たかはたポーク」を使用するなど地産品の素材にこだわるお店だ。同店で富山市産のみそを使った「糀(こうじ)みそ豚骨らーめん」を食べてみた。
黄土色のスープの上に、シャキシャキのもやしとネギが鎮座する様相に食欲をそそられる。かき混ぜてスープに馴染ませながら麺と合体させてすくい上げ、ズバズバっ、と勢いよくすする。糀みその良い香りが鼻を抜け、角がなくまろやかな口当たり。くどさはなく、優しさで包まれた味わい。麺はスープに絡みやすい中太ちぢれ麺で、弾力感も申し分ない。同店は夜、居酒屋として営業しており、なるほど、締めのラーメンにもこの風味はぴったり合う、と納得して食べ終えた。
お洒落な雰囲気の店内には「羽根屋(はねや)」など富山県の銘酒が並び、夜はおでんや揚げ物などの居酒屋メニューもそろう。今度は飲み仲間とともに、酒宴の締めの一杯で煮干しラーメンや味噌担々麺を試してみたいと再訪を思い描き、店を後にした。
「そば処 権兵衛」トロトロチャーシューのあっさり醤油ラーメン【富山市】
私、shihoが紹介するのは、「おわら風の盆」で有名な越中八尾にある「そば処 権兵衛」です。一見そば屋ですが…、安心してください、ラーメンあります(ちなみにそば、うどんもあります)。ラーメンが提供された瞬間に目に入るのは自家製チャーシューの大きさ。食感はトロトロです。野菜やチャーシューなど様々な材料でつくるラーメン専用のスープは色が多少濃いけれど、塩辛くはなく、ほんのり甘味も感じるあっさりとした味。チャーシューの下でスープに浸かる自家製麺は中太麺で、スープがよい具合に絡みつきます。こってりが苦手な人におすすめするラーメンです。
1987年に創業した同店は、八尾町井田のハートピアショッピングセンターの一角にあります。駐車場は店前やショッピングセンターの駐車場があるので駐車に困ることはありません。越中八尾でラーメンが食べたいときは、是非ご賞味くださいね。
「無添加ラーメンの万里」無添加スープに手打ち麺!濃厚醤油ラーメン【富山市】
あるのんオススメのラーメンは富山市上冨居で営業されている「無添加ラーメンの万里」です。
座席はコの字カウンター、ラーメンは醤油ラーメンのみ(※)、麺は青竹打ちの手打ち麺、麺の大盛りなし、麺の追加(替え玉)ありなど、安心な食材と無添加にこだわりのある個性的なラーメン店です。
※不定期の限定ラーメンでは醤油ラーメン以外も提供。
大きなチャーシューと濃ゆい色のスープが印象的なラーメンですが、運ばれてきてすぐ食べるのはちょ~っと待ってください!!
【美味しい召し上がり方】
「チャーシューを崩すように混ぜてください。柔らかい肉の旨みが溶け出して、まろやかでコクのあるスープになります」店内に掲げられているこの文言。
この一手間が実に重要でして、この大きなチャーシューをスープに馴染ませてからいただくと・・・
しょっぱそうな見た目を裏切る醤油の熟成感と、得も言われぬ濃厚な旨味が舌を突き抜けていきます。
そして麺!不思議な形状をしていますが、職人技による青竹打ちの手打ち麺はほどよく空気を含み短時間で熱が通ることから、舌触りが滑らかでつるつるっとして食感も良く喉をするする通っていくのです。
醤油ラーメンに替え玉というのも珍しいスタイルのように思いますが、スープに力があるので麺を追加するとまたひと味違う美味しさが楽しめますよ。
チャーシューも味が深くて美味しいので「このチャーシューをもっと満喫したい」と思うのはごく自然なこと。とあらばチャーシューメンをいただくしかないでしょ!さらに麺の追加もしちゃった日には幸福三倍マシ!!
熱烈なファンが多いのも頷くしかないお店です。店主の人柄のこもった幸せいっぱいの一杯をぜひどうぞ。
「餃子菜館 将来軒」サクサクのカツがのったロースラーメン【高岡市】
私、鴨島大が紹介するのは「餃子菜館 将来軒」のロースラーメンです!
「将来軒」は、高岡市にある地元民に愛される町の中華屋さん。
ラーメン屋は数多くありますが、ロースラーメンはなかなか見ないメニューなので、是非食べていただきたいです!
熱々のラーメンの上にサクサクのロースカツがのっており、旨味のある醤油スープが沁みて更に美味しくなります。スープが沁みたロースカツをライスの上にのせて食べるのも美味しいです。
チャーシュー麺とはまた違った、ガッツリを味わいたい方にはロースラーメンがオススメです!
他にも魅力あるメニューがたくさんありますので、是非訪れてみてください。
「らーめんキラリ」信州白味噌ベースの辛味噌らーめん【射水市】
私、中谷亮太のおすすめは射水市の名門店「らーめんキラリ」。今回は当店イチオシの辛味噌らーめん+トッピングに味玉をオーダーしました。
ズバリ、主役はスープ。飲み干すというよりも”食べる”感覚のトロトロ濃厚スープは、やや甘みのある信州白味噌ベースに真っ赤な唐辛子パウダーをミックス。スープがよく絡む太ちぢれ麺が、まさにキラリと光る「ウマ辛」を演出します!
トッピングの白ネギ、メンマ、チャーシューもまた絶品で、最後まで飽きずに味の変化を楽しめます。追加トッピングの味玉は辛さをマイルドにしてくれるので、こちらもぜひおすすめ!
広々とした駐車場と、居心地の良い店内もポイント高し。次回は夜限定メニューのやんちゃ流らーめんをいただきたいと思います!
「らーめん和草」丁寧で上品な味の黄金比率【滑川市】
私、岡田真寿美が紹介するのは滑川市に店を構える「和風地鶏出汁 らーめん和草(にこぐさ)」の数量限定「贅(黄金スープ)」です。
昼はラーメン店、夜は割烹料理屋「割烹 あらき」と二刀流で営業するお店だけあり、和食の技術が集結したラーメンがいただけます。
ベースとなるスープは地鶏ガラ、煮干しに、じゃこ、羅臼昆布、枯節、宗田節、花鰹、干し椎茸、根菜類を使用。じっくり手間暇を惜しまず、12時間炊き込んだ後、本枯れ節の追い鰹で仕上げているそう。
「贅(黄金スープ)」のトッピングには黒部ポークロース肉低温調理、セイアグリ玉子の味たまご、九条葱、柚子、海苔がのせられています。
一見シンプルな見た目ながら無化調らしい旨味を感じる一杯。まさに贅沢の贅。最後まで飲み干さねば気が済まない美味しさでした。
「貪瞋痴」行列が絶えない絶品煮干しラーメン【氷見市】
私、にっしーがおすすめするラーメン店は氷見(ひみ)市の貪瞋痴(とんじんち)。
有名人も訪れるなど常に行列が絶えないお店です。一番人気は「氷見産煮干しラーメン」で、当時私のラーメンテイストの中に煮干は無かったため初めて食べた時は「煮干うまっ!」と衝撃だった事を覚えています。
ここは具材をセパレート提供する珍しいスタイルで、麺とスープだけを味わって欲しかったという事が理由で、具材はおつまみの様に食べる事を推奨してくれました。
特に低温調理で柔らかくしているチャーシューは高温のスープに乗せると固くなるので別々がお勧めだそうです。様々な所に拘りを持ったラーメンで、1~2時間並ぶ事は必至ですがまだの方は食してみてください。なお、店舗駐車場はありませんので郵便局前の「まちなかめぐり」無料駐車場をご利用ください。
「麺屋ひろまる」唯一無二!多彩な創作ラーメン【南砺市】
つなげるライターまりがおすすめするのは、南砺市福光地域にある「麺屋ひろまる」です!多彩な創作ラーメンが味わえる、唯一無二のお店です。
今回注文したのは「カルボナーラ~麺」。カルボナーラパスタのような濃厚なスープに、栄養たっぷりの太麺が食べ応えのある一品です。その他にも、ラーメンメニューだけで10種類以上のラインナップが。ラーメンの可能性を追い求め続けるからこそ生み出される、様々な味が楽しめます。
また、パティシエである店主の奥さんが作る「花びらソフト」も話題!なめらかで濃厚なソフトクリームを重ねていく様子は、まるで花束を作っているかのようです。
何度訪れても、新しいおいしさとわくわくが待っている「麺屋ひろまる」。ぜひ新たなラーメンとの出会いを楽しんでみてください!
「駅前ラーメンひげ」深夜営業もありがたい定番あっさり系【富山市】
ラーメン好きの編集部「@hanyueats_japan」からも1店舗ご紹介します。創業62年、駅前の屋台から始まった名店。深夜営業もありがたい「駅前ラーメンひげ」。
人気メニュー「ワンタンチャーシューメン」を大盛でいただく。スープは定番あっさり系。パンチが欲しいなら卓上にある揚げ玉を好きなだけ入れよう。食べ応え抜群のワンタン、程よい厚さのチャーシューは、スープや麺と抜群の相性。
富山駅前には様々な人がいる。ひとりで食べる人、家族と食べる人、酒を飲みたい人、飲み会帰りの人、残業帰りの人。どんな時間でも、すべての人の胃と心を満たしてくれる、駅前ラーメンひげ。
飲みたい人には、富山おでんもオススメ。白えびやホタルイカを使った薩摩揚げは、地元蒲鉾店と開発したオリジナルの逸品。希少な地酒も置いているので要チェック。
2023年春の店舗リニューアルで家族連れが増えた。その理由は、ひらがなの店名と店のキャラクター。「ひげ」は子供も覚えやすいらしい。きっと将来の常連客だ。
「ラーメンの店」半世紀以上愛される洗練された透き通ったスープ【魚津市】
もう1人のラーメン好きの編集部からおすすめするのは、魚津市で愛されて半世紀の名店「ラーメンの店」。仲睦まじいご夫婦がお二人で営んでらっしゃいます。
メニューはラーメンとチャーシュー麺の2種類。(大盛変更可能)食券制ではないので直接注文を伝えます。今回はチャーシュー麺を注文。ご主人の熟練技の湯切りを目の前で堪能しつつ、奥さまとの会話を楽しみながら着丼を待ちます。
具材はスープを覆いつくすほどどっさりと乗ったチャーシューにメンマ、薬味のネギというなんともシンプルな様相。透き通ったスープは雑味がなく洗練されていて、どこか懐かしさを感じます。
麺はつるつるもちもちとした食感が特徴で、シンプルなスープとの相性は抜群。肉々しくて分厚いチャーシューの食べ応えも十分です。総じて満足度の高い一杯です。
ラーメンはもちろんですが、ご夫婦のあたたかいおもてなしも魅力の一つ。魚津駅からも近いので魚津を訪れた際はぜひ立ち寄ってみてください。
今回紹介したラーメンMAPはこちら
今回、ふぉとやまライターの皆さんが紹介してくれたラーメン店の地図はこちらをご確認ください。今いる場所の近くにおすすめのラーメン店があるかもしれません。
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