【VISIT富山県】立山登拝の歴史を深堀り！立山町の歴史探訪ツアーをレポート

立山登拝のスタート地点の1つだった岩峅寺には、立山登拝の旧道や石仏などが沢山残っています。今回はガイドと一緒に岩峅寺を歩いて巡り、立山登拝の歴史を探るツアーです。
石仏や旧道は、途中で途切れ途切れになったりしながら、今の人々の生活の場にひっそり残っています。歩きだからこそ見られるものですし、ガイドがあってこそ理解が深まるというもの。時には古い資料と今を比べて当時に思いを馳せます。

歴史好きな人や立山信仰の歴史に興味がある人にとってはぴったりなツアーだと思います。
移動手段にローカルなバスと電車を利用するので、地元の暮らしに溶け込む気分も味わえます。

まずは立山町観光案内所に集合し、目の前の五百石駅から「町営バス」に乗車します。「吉峰」に向かって出発です！

バスは町民の足として利用されているので、集落の中を走ります。普段乗らないローカル線、乗るだけでわくわくします。
吉峰までは約30分の道のりですが、道中には地蔵や経塚（きょうづか）などの近くを通るので、見逃さないようにしましよう！（バス内で説明あり）バスの車窓からは、のんびりとした田舎の景色も眺めることができました。

「吉峰」からは徒歩で「岩峅寺雄山神社」へ向かいます。途中に「モンベル立山ベースキャンプ」や「富山県森林研究所」を通り過ぎながらのんびり歩きます。

見たり聞いたりしながら歩くので、速度はわりとゆっくりです。吉峰を下った先からは石仏や石碑、旧道が沢山あり、見所満載。あちこち見ながら聞きながら歩いていたので、いつの間にか雄山神社に到着していました。
 

境内の中は広々していて厳かです。江戸時代には加賀藩前田家の祈願所として庇護（ひご）を受けたそうで、加賀藩の名残を数多く見ることができました。創建はもっと古く、「源頼朝」が修繕を行った記録もあるそうですよ。古くから大事にされてきた神社なんですね〜。

神社から「岩峅寺駅」へは徒歩20分程度。レトロな建物の駅は、地元の小学校の校舎を移築したものだそうです。この駅は映画「剣岳 点の記（2009年）」では、富山駅として登場しています。中には撮影時の写真が沢山展示してありました。

駅の構内も昔のままです。券売機はもちろんなく（有人の駅なのです！）、窓口で切符を購入するスタイルです。岩峅寺駅は「立山線」と「不二越・上滝線」の両方が停まるので意外に大きい（ホームが4つもある）ことにもびっくりしました。そしてこれだけの規模で昔のままの佇まい。懐かしさがいっぱいでした。

「岩峅寺」から「五百石」までは電車で10分。車窓から見えるのんびりした景色を眺めながら、プチ電車旅気分を味わえました。あっという間に到着し、最後は立山観光案内所に戻ってツアーは終了です。

このツアーでは「まちなかファーム」のお買物券が300円分ついてきます。ツアーのあとは「まちなかファーム」に向かいました。「まちなかファーム」には立山町アンテナショップや、米粉パン「地ぱん」、「FLAT　COFFEE」がテナントになっています。

私は「FLAT COFFEE」でジェラートをダブルで注文。小ぶりなサイズなのでぺろっといただけました。
色んな特産品が販売されているので、お土産を購入するのにも便利だと思います！

いかがでしたか？このツアーは、自分の足で歩き、見たり聞いたりすることで、より歴史を身近に感じられるのが魅力だと思います。岩峅寺の二大観光スポット「雄山神社前立社壇」と「岩峅寺駅」も見学できます。またガイドさんが添乗も兼ねていて、乗車時刻や支払いの煩わしさを気にすることなく過ごせるのも良いと思いました。例えて言うならリアル「ブラタ◯◯」！。是非ツアーに参加して、歴史を探ってみてくださいね。

 VISIT富山県 

立山信仰の歴史・建築物など『立山の隠された魅力』を新発見！
ガイドと巡ろう！立山町 吉峰・岩峅寺歴史探訪ツアー

■所要時間：３時間
■時間　　：９:30～13:00頃  
■料金　　：おひとりさま（おとな・こども共通）3,500円
■含まれるもの：バス代、電気代、ガイド代、保険、参加特典 
■設定日　：2024年９月24日～11月30日の指定日　　　
■お申込み ：下記リンクより詳細をご確認の上、お申込みください。
　
＊こちらはVISIT富山県とのタイアップ記事です。