【富山市編】とやま神社巡り!御朱印も集めよう!

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私は神社の空気感が好きで、旅にでると必ず近くの神社を訪れます。そんな特別な空間で参拝の証としていただく御朱印は楽しみの1つです。
今回は私がおすすめする富山市内にある神社5社を紹介します!神社近くのおすすめスポットも紹介しています。神社めぐりの参考にしてくださいね。

山王さんで親しまれる富山城の鎮守「日枝神社」

富山市山王町にある「日枝神社」は富山城下の鎮守。
創建時期は不明ながら、安土桃山時代には「佐々成政」、江戸時代には「加賀・富山藩前田家」に崇敬されました。比叡山麓の「山王信仰」から生じた神様で、神話の神様がお祀りされています。富山市民には「山王さん」と言われて親しまれています。富山市中心部にあり、初詣はもちろん、結婚式や七五三などで賑わいます。
5月31日〜6月2日に開催される「山王まつり」は、富山県内最大級のお祭り。境内やその周辺には所狭しと露店が並びますよ。

【主祭神(しゅさいじん)】大山咋神(おおやまくいのかみ)、大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)
【相殿神(あいどのしん)】天照皇大神(あまてらすすめおおかみ)、豊受比賣大神(とようけびめのかみ)

また境内には、稲荷社(いなりしゃ)、水天宮(すいてんぐう)、春日社(かすがしゃ)、麄香(あらか)神社がお祀りされています。

御朱印は拝殿横の授与所でいただくことができます。また大山咋神の「丹塗矢(にぬりや)伝説」にちなんだ赤い鏑矢(かぶらや)も頒布(はんぷ)されていました。

富山市中心部には「ガラス美術館」や「富山城址公園」などの観光スポットやカフェがあります。日枝神社からすぐ近くです。こちらの記事も是非ご覧くださいね。

とやまの天神様「於保多神社」

富山市於保多(おおた)町にある「於保多神社」は、とやまの「天神様」です。
富山藩主は前田家の先祖神である「菅原道真」を崇拝していたので、天神信仰が民衆にも浸透しました。富山では正月に天神様を飾ったり、男の初孫が生まれると妻の実家から天神様を贈る風習が今でも残っています。富山の民芸品「とやまの土人形」は富山藩主(10代前田利保)に「天神臥牛(てんじんがぎゅう)」を献上したのがはじまりなので、富山藩主がどれだけ「天神様」を大好きだったか想像できますね~。

御朱印は拝殿内でいただくことができます。

【御祭神】菅原道真公、前田利次(としつぐ)公(富山藩初代藩主)、前田正甫(まさとし)公(富山藩2代藩主)、前田利保(としやす)公(富山藩10代藩主)

菅原道真は牛をとても大切にしていたことから、牛は「天神様の使い」といわれています。境内には「ねまり牛(富山弁で「座る」を「ねまる」と言う)」が奉納されています。なでることで、学業成就や病気平癒、身体健全などの御神徳をいただくことができます。

梅の季節には、境内の梅が静かに咲いています。天神様は梅を愛で、多くの和歌や詩文を残したそうです。季節限定で梅詣「御朱印」をいただけますよ。

5月25日の春季例大祭には「鷽(うそ)替え神事」が行われます。鷽(うそ)は菅原道真に縁のある鳥で、幸運を招く鳥と言われています。神社で頒布される「鷽の土人形」を「替えましょう替えましょう」と言いながら、どんどん取り替えていきます。これまでの災いを嘘にして、吉に取り替えて幸運をいただく神事です。土人形には番号がついていて、神事の最後に行われる抽選会も楽しみの1つ。参加型のとっても楽しい神事です。

呉羽山公園展望台のすぐそばにある「豊栄稲荷神社」

富山市茶屋町にある「豊栄稲荷(とよさかいなり)神社」は、富山藩2代藩主「前田正甫」公によって約300年前に創建されました。京都の伏見稲荷大社の分霊がお祀りされています。
前田正甫公は、越中反魂丹(という胃腸薬)を広めた「とやま売薬の祖」。相殿の薬祖社には、正甫公もお祀りされています。1月7日の健康祈願祭には、薬祖神にちなんで七草粥が振舞われます。

【主祭神】稲荷大神
【相殿神】菅原道真公、少彦名神(すくなびこなのみこと)、前田正甫命、前田利保命、万代常閑命、日比野小兵衛命、松井屋源右衛門命、八重崎屋源六命

神社のすぐそばには、立山連峰が一望できる「呉羽山(くれはやま)公園展望台」や「呉羽丘陵フットパス連絡橋」があります。是非立ち寄ってくださいね。

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呉羽山の見どころ-1

呉羽山の見どころ

私がおすすめする呉羽山のおすすめスポットをこちらでも紹介しています。是非ご覧ください!

とやま土人形絵付け体験&グルメ

古墳の上に建つ神話の宮「姉倉比売神社」

「姉倉比売(あねくらひめ)神社」は富山市呉羽町にあります。
なんとこの神社は古墳の上に建っていると言われています。呉羽丘陵は古墳が数多く発見されている地域。発掘したわけではないそうですが、この辺りの古墳の多さを考えたら納得です。
越中国で一番古い神社で、延喜式内社です。御祭神は「姉倉比賣(あねくらひめ)」という女神さまです。元は船峅(大沢野)の女神様が神様同士のいざこざが原因で、この地に来ることになりました。そして機織りの技術を教えたという神話の神様です。

【御祭神】姉倉比賣大神、天照皇大神、豊受比賣大神、大国主大神、武御方主大神(たけみなかたのおおかみ)
御朱印をいただくには、社務所のブザーを押します。

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くれは製菓〜「呉羽梨」のお菓子-1

「くれは製菓」店内

くれは製菓〜「呉羽梨」のお菓子

富山市呉羽といえば、甘くて瑞々(みずみず)しい「呉羽梨」が名産です。呉羽の菓子店には、梨を使用したお菓子が沢山あります。地元の梨「幸水(こうすい)」を使用した「梨最中 華乃長十郎」は、梨の形をした最中(もなか)です。是非ご賞味ください!

くれは製菓

富山藩の雨乞い神事の宮「熊野神社」

富山市宮保にある「熊野神社」は、雨乞いの神事が行われた神社です。今から約300年前、恐ろしい干ばつに困った富山藩主が領内の宮司を集めて雨乞いの神事を行ったところ、七日目に雨が降ったと伝えられています。

【主祭神】素戔嗚尊(すさのおのみこと)、伊弉冉尊(いざなみのみこと)、事解男命(ことさかおのかみ)、速玉男神(はやたまおのかみ)
【相殿神】天照皇大神、応神天皇(おうじんてんのう)、水罔女神(みずはのめのかみ)

かつては敷地がもっと広大で、現在の鳥居は第3の鳥居です。参拝の際の手水は熊野川の水を引いていたのだそうですよ。現在は住宅が建ち、田んぼは少なくなっていますが、周りが田んぼに囲まれた、のどかな往時の風景が想像できます。
今から約1300余年前に創建された延喜式(えんぎしき)内社です。以前は富山藩主前田家が寄進した社殿が建っていましたが、老朽化のため2021年に建替えられて新しくなりました。
神社の前には、「神饌田(しんせんでん)」があり、神様にお供えする米が栽培されています。

拝殿前の授与所のブザーを押すと、神主さんが対応してくださいます。

注)延喜式内社 平安時代の法典「延喜式」に記載されている神社
 

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富山らいちょうサブレ-1

こだわりが沢山詰まった逸品です

富山らいちょうサブレ

立山アルペンルートに生息する雷鳥は立山信仰では「神の使い」と言われています。そんな雷鳥がサブレになって、2024年2月に富山市大沢野にある「cafeトワイエ」から発売されました。箱の内側が富山PRマップになっていて、お土産にも思い出にもなりますよ。可愛くて大きな雷鳥は食べごたえがある上にとても美味。店舗の他、富山駅南の「ととやま」でも購入できます。

cafeトワイエ Instagram

おわりに

いかがでしたか。神社は身近にあるパワースポット。富山県神社庁が掲載している「御朱印MAP」も参考になります。神社めぐりの参考になれば幸いです。神社を訪れる時には、神様に失礼のないよう、マナーを守って参拝しましょう。

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