「高岡雅美」クーポンで高岡をまちあるき!

  • 「高岡雅美」クーポンで高岡をまちあるき!-0

「高岡雅美(たかおかみやび)」は、高岡ならではの伝統と和菓子を気軽に体験できるクーポンです。クーポンを使いながら高岡城下を歩くと、観光もまるっと楽しめます。
今回私はこのクーポンを実際に使ってみました。詳しくレポートしたいと思います!

まずは観光案内所でクーポンを購入&体験予約

「高岡雅美」のクーポンは、「高岡駅観光案内所」「新高岡駅観光交流センター」「ホテルニューオータニ高岡」の3か所で購入できます。私は駅近くの無料駐車場に停車して、高岡駅まで歩いていきました。

クーポンでは手づくり体験が1つ、和菓子めぐりが2店舗選択できます。クーポンと一緒にもらえるパンフレットには体験内容と地図が掲載されています。体験には必ず予約(当日可)が必要なので、まずはじめに電話をかけて予約しました。
地図にはクーポン引換え店の他、観光スポットが掲載されています。途中で興味のある場所に立ち寄りながら目的地まで行けそうです。

和菓子&体験クーポン「高岡雅美」
料金:2,000円(税込・大人子ども共通)
※体験によっては小さいお子様は体験が難しい工程があるので、事前にご確認ください。
※高岡雅美のお店を巡るときは「高岡まちなか乗り放題1日フリーきっぷ(大人500円、子ども250円)」もオススメです。

 

私が体験したのは…

手づくり体験は以下の5つから1つ選びます。
①スプーン加飾体験
②アクセサリーつくり
③錫の箸置きつくり
④銅板着色
⑤昆布削り

色々と悩んだ末、私が選んだのは「扇子昆布店(おおぎこんぶてん)」での「昆布削り体験」。電話をかけるとすぐに予約ができました。高岡駅から約1.2㎞、徒歩20分程で到着しました。「昆布文化」の富山出身の私は昆布は大好きですが、削りは初めてです。

体験は「おぼろ昆布」削りでした。「おぼろ昆布」とは簡単にいうと昆布の一番美味しいところを薄く削った昆布のことで、つまり削り昆布の高級品。平たく薄く削られたおぼろ昆布は、口の中に入れるとトロっととろけるのが特徴です。スーパーでは買うことのできない昆布なのです。

まずはご主人が削るのを、説明を受けながら見学します。そして、いよいよ私の番!ご主人の言われた通り削ってみますが…、これがなかなか難しかったです。
でも実際に体験することで、昆布が手間暇かけてやっと仕上がるのがよく分かり、昆布の奥深さを知ることができました!
この味にはまり、リピートする県外の方もおられるそうで、それが嬉しいし励みになるとご主人はおっしゃっていました。

体験が終わると、自分が削った昆布とご主人が削った「太白白とろろ」をお土産に持ち帰れます。

大野屋高岡木舟町本店〜「山町筋」

体験のあとは地図を見ながら、「大野屋高岡木舟町(きふねまち)本店」へ。
クーポンと交換できるのは、「山町筋(やまちょうすじ)」。毎年5月に行われる「高岡御車山祭」の御車山(みくるまやま)の車輪を模したきんつばです。
大野屋は江戸時代創業の和菓子屋。高岡城主前田利長は、千利休の直弟子だったそうで茶道にも精通していたようです。お抹茶といえば、和菓子はつきもの。クーポンを購入した観光案内所でも、高岡の和菓子はどれも手が込んでいて美味しいのだと聞きました。

COMMA,COFFEE STANDでひと休み

ここでひと休みしたくなり、入ったのが小馬出町(こんまだしまち)にある「COMMA,COFFEE STAND」です。古い町家をリノベーションしたカフェで、外観は和風ですが、店内はモダンでナチュラルな雰囲気が素敵です。

この日は暑かったので、アイスコーヒーを注文しました。とても美味しいので聞いてみると、スペシャルティコーヒーの浅煎りを提供されているのだそう。季節によって豆が変わるということです。次に訪れた時の楽しみが増えました。

ひと休みしながら、地図を見てルートを確認しました。

富山県内の伝統工芸品が一堂に会する「ZIBA」

御旅屋セリオにある「ZIBA(高岡地域地場産業センター)」へ。高岡の伝統工芸の他、富山県内全ての工芸品が展示販売されている県内唯一の施設です。伝統的な工芸品が一度に沢山見られるのでおすすめです。

ちなみにこちらでは、スプーン加飾体験ができます。高岡漆器にちなんで企画されている体験ですが、塗料はカシュー(カシューナッツ)を使用するのでカブレは心配ないようです。担当者が不在の場合は体験できないので事前の予約が必要とのことでした。

不破福寿堂〜「高岡大仏」

最後に向かったのが明治時代創業の「不破福寿堂(ふわふくじゅどう)」。店内は広くて様々なお菓子が陳列されていました。
不破福寿堂でクーポンと交換できるのは「高岡大仏」。生地も餡も抹茶味のしっとりとした和菓子でした。

私は2店鋪回りましたが、一店舗でクーポンを2枚使うことも可能です。

おわりに

いかがでしたか?
私は午後から出発して夕方まで目一杯時間を使って高岡のまち歩きを楽しみました。まちなかには観光スポットがたくさんあるので、立ち寄りながら行けるのも楽しいと思いました。
私は歩くのが好きなので全行程歩きでしたが、クーポンは「高岡まちなか1日フリーきっぷ」付きも選択できます。高岡駅からまちなかの駅までは運賃が1回200円なので、3回万葉線に乗れば元がとれます。是非クーポンを使って高岡のまちあるきを楽しんでみてくださいね。

Column

-1

ふぉとやまライターのにっしーさんの記事でもまちなかの観光スポットを紹介しています。参考にしてくださいね。

歴史都市「高岡」まちなか巡り

この記事に関するタグ

ランキング

#人気のタグ

テーマ

エリア

ライター紹介

ライター一覧を見る

同じテーマの記事

このライターの記事