立山山麓グルメ3選!地産の素材を活かしたとびきりグルメ

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立山黒部アルペンルートで有名な立山山麓。ここには豊かな自然を活かした食材を味わえる場所が沢山あります。今回は、富山の豊かな自然に育まれたとびきりの素材を使ったグルメを3つ紹介します。ここでしか味わえないグルメを堪能しましょう!

ホップも水も!オール芦峅寺でつくる「クラフトビール」

芦峅寺(あしくらじ)は立山黒部アルペンルートへ向かうときに、必ず通る地域。立山や立山信仰について知ることができる「立山博物館」や、極楽と地獄を体験できる「まんだら遊苑」があります。3年に一度行われる「布橋灌頂会(ぬのばしかんじょうえ)」は芦峅寺最大の行事です。
そんな芦峅寺では、芦峅寺産ホップを使ったクラフトビールが販売されています。

ホップを育て、芦峅寺に湧く美味しい水を活かせるビール作りを始めたのが2020年4月のこと。毎年試作を繰り返しながら、現在はペールエールとAKATOTTO(アカトット)の2種類を販売しています。
「AKATOTTO」は、2023年秋に開催された「布橋灌頂会(ぬのばしかんじょうえ)」に合わせて発売されたHazy IPA。ホップをたっぷり使用した、芦峅寺産赤紫蘇エキスが入っている赤味を帯びたビールです。

なぜ、赤紫蘇なのか?それは芦峅寺の象徴とも言える2つの「赤」に関係があります。一つは「布橋」。芦峅寺最大の行事「布橋灌頂会」で目隠しをした女人が渡る、赤い橋です。もう一つは「閻魔堂(えんまどう)」に鎮座する閻魔大王(えんまだいおう)。とても怖い顔で睨みをきかす閻魔大王は真っ赤。この2つの「赤」をイメージして、赤紫蘇エキスを入れたそうです(もちろん赤紫蘇エキスも芦峅寺産)。
そして何故「アカトット」なのか?芦峅寺の人たちは閻魔大王のことを「赤とっと」というらしい。「とっと」とは富山弁で「父ちゃん」のこと。閻魔大王を「赤い父ちゃん」と呼び、ビールの名前にしたのだから、閻魔大王がいかに芦峅寺で親しまれているかわかるエピソードです。

ビールを仕込む水は、芦峅寺の人々に古くから大事にされてきた湧水。芦峅寺の人しか口にできない立山の美味しい水を、ビールにするわけなのです。
ちなみにビールのラベルも芦峅寺の住人がデザインしています。オール芦峅寺でつくるクラフトビール、愛が溢れているなぁと思いました。

販売の拠点は「立山・芦峅寺ふるさと交流館」。
将来は作業場に醸造所を作り、ここでビールを振る舞い、雇用を生み出すのが、佐伯滋さんの目標だそう。そうなる日が来るのを楽しみに待っています。

今年のビールが出来るのは8月末。販売については、インスタグラムでご確認ください。要冷蔵なので保冷バッグをお忘れなく。在庫があれば、まんだら食堂(交流館内にあり)でいただくとも可能だそうですよ。

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「まんだら遊苑」の記事はこちら。是非ご覧くださいね。

「まんだら遊苑」で立山地獄と極楽を体験してきた!

限定20食!自然のめぐみと共に味わう手打ちそば「あわすのスキー場」

様々なアウトドアアクティビティの拠点となる「あわすのスキー場」では、地元で穫れたそば粉でお母さんたちが打つ手打ちそばが食べられます。営業日は決まっており、限定20食の完全予約制です。

そばは多目的センター「ミレット」でいただきます。

厨房にお母さんたちがいるので、名前を告げてお支払い。あとは席についてお蕎麦を楽しみに待ちます。

蕎麦はほどよく歯ごたえがあり、喉をするすると通っていきます。蕎麦と共に提供されるのが、地元で採れた山菜の料理です。
6月某日訪れた日に提供された山菜は、ワラビ、ウド、フキ、ススタケ、ミョウガタケ、ヨシナ、ニワトコ、ギョウジャニンニク。これらの山菜が味噌煮や酢漬け、醤油漬け、きんぴらなどの様々な方法で調理され、器に少しずつ盛られてきました。その素材の美味しさが引き出されるように調理され、どれも滋味深く、山の恵みの美味しさを十分に感じることができます。

蕎麦湯をいただき、最後まで堪能しました。
提供される山菜料理は、時期によって少しずつ変わります。その時にどんなものが食べられるのか楽しみですね〜。

今年はゴールデンウィークから営業が始まり、8月はお休みで9月から後半の営業が始まります。営業日はホームページの新着をご確認ください。

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あわすのスキー場は自然がいっぱい!こちらの記事も是非ご覧くださいね。

立山山麓の清流「百閒滑」で森林浴!

農場直営!立山放牧牛の肉料理「ライフタイム」

富山地方鉄道立山線の五百石(ごひゃくこく)駅から徒歩約13分、立山町前沢にある「ライフタイム」は立山放牧牛を育てる農場直営のカフェレストラン。立山放牧牛の肉料理を味わえます。

立山放牧牛のローストビーフやハンバーグ、サイコロステーキなどがあり、どれも立山放牧牛の美味しさを存分に味わえるランチです。小鉢、サラダ、スープがつきます。
今回、私が食べたのは、「ハンバーグランチ」和風おろしソース。主食は雑穀ごはんか、自家製カンパーニュのどちらかを選びます。

コロンとした手ごねハンバーグ、野菜のグリル、ピクルスなどがお皿に盛られ、とてもカラフル。どれも絶妙な味付けで、舌と心が大喜びでした。私は1人ランチでしたが、良い雰囲気の店内で、誰かと一緒なら尚更だと思います。
ランチにはドリンクやデザートがセットできます。コーヒーは、富山市藤木にある「グッドイナフコーヒー」が焙煎するオリジナル。コーヒーもとても美味しいです。デザートまでいただいてゆっくりしても、良い時間が過ごせそうです。

ランチは月〜金の平日のみで、金土はディナー営業があります。
近くに同じく直営の精肉店「カシワストア」があり、立山放牧牛や様々なお惣菜が購入できます。立山放牧牛の小間切れは、この辺を通る時は必ず購入する私のお気に入り。直営だからこそできるコスパ最高のお肉、美味しいですよ〜。

いかがでしたか?以上私が自信をもっておススメする立山山麓グルメでした。是非ご賞味くださいね!

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