徹底レポート!滑川市にある絶景の入浴施設「あいらぶ湯」
「あいらぶ湯」は滑川(なめりかわ)市にある、滑川市民交流プラザの5階にある入浴施設です。立山連峰や富山湾を一望できる高さなので、絶景を楽しみながらお風呂に入れます。2種類のサウナや深層水風呂があるのもポイント! 地元の方はもちろん、旅人にも穴場の入浴施設として人気です。今回は、施設の様子を徹底レポートします。
滑川市の中心部、訪れやすいロケーションにある「あいらぶ湯」
「あいらぶ湯」が入っているのは、あいの風富山鉄道「滑川」駅から300m、徒歩4分の場所にある滑川市民交流プラザです。滑川市の中心部にある大きい建物なのですぐに見つけられます。また、無料駐車場も完備されているので車で訪れる際も安心です。
海と山がよく見えます!
「あいらぶ湯」の特徴は、5階にあるので、お風呂から海と山の絶景が楽しめるところです。
エレベーターで5階に行き、まず入浴券を購入し、靴を靴箱に預けたら、いよいよお風呂に向かいます。
お風呂は海側と山側にあり、お風呂の窓から思う存分、景色を眺められます。海側と山側は男女入れ替え制(毎日)になっており、それぞれ内装の色、雰囲気が異なります。今回は施設の方のご厚意で両方、撮影させていただきました。
白が基調の「海側」のお風呂
「海側」のお風呂は白色のタイルが基調になった、明るい雰囲気です。内湯の横全面は窓になっており、見晴らしが抜群!
広い海を一望できます。ジェットバスや寝湯、足湯もあります。すべてから景色が見られるつくりになっているのが「さすがだな」と感じました。
窓を開けてある露天風呂と深層水風呂も魅力です。さわやかな風を受けながら海を見渡せるのは爽快です。
また、ここにある滑川沖の水深 333メートルから取水した海洋深層水の原水を活用した深層水風呂は、塩の効果で入ったあとずっと体がポカポカしていて、海水のすごさを感じました。
サウナの温度は80度ほどで、サウナ室の前に水風呂があるので動線もばっちり。ミストサウナも気持ちよかったです。外気浴は露天風呂の前に置かれた椅子に座ったり、足湯スペースを利用したりするのがおすすめです。どちらからも景色を見られるのがいいな、と感じました。
私が前回、冬の夜に行った際は深層水風呂にゆっくりつかって身体を温めたあとにミストサウナで代謝を上げ、サウナ5分と水風呂と外気浴を2セット行いました。帰りの道中は車内の暖房なしで平気なほど、体がポカポカになっていました。
お風呂で究極の絶景を楽しみたい場合は、夕暮れの時間帯に。天気が良い日は写真のような美しい夕日が楽しめます。私も、次回は夕暮れ時に行きたいです!
立山連峰を眺められる「山側」のお風呂
山側のお風呂からは、立山連峰が見えます。「浴槽につかりながら、絵や写真ではなく本物の山が見られるとは、なんという贅沢なのだ‥‥‥」と感動しました。
山側の露天風呂には深層水風呂と通常の温度のお風呂に加え、「ぬる湯」というお湯があり(写真手前側)、半身浴のような状態でゆっくり入れます。
こちらにも、良い動線でサウナと水風呂があります。塩をぬってから入る塩サウナもあり、肌をすべすべにしてくれる塩サウナが好きな私は「これはありがたい」と感じました。外気浴は、露天風呂の前に置かれた椅子がおすすめです。
なお、どちらのお風呂も脱衣所が広く、ゆっくりと着替えたり、身だしなみを整えたりできます。
4階の軽運動室や休憩室、2階のこども図書館もおすすめ!
無料休憩室では麺類や飲み物、アイスなどが売られています。軽運動室では、海を見ながらウォーキングやバイクができます。特に雪が降る冬場や夏に人気だそうです。なお、軽運動室の利用は別料金ですが、入浴とセットで利用するとお得になるチケットも売られています。
お子様連れの方は、絵本や児童書が豊富にそろった2階のこども図書館にも行ってみてください。子ども目線で楽しめる工夫がいっぱいの図書館ですよ!
屋上でも、絶景を楽しめます!
屋上は展望台になっています。望遠鏡も置かれています。ぜひ、お風呂の前後に景色を眺めに行ってみてください。
「あいらぶ湯」は、ここでしか楽しめない絶景と、さまざまなお風呂、サウナが魅力の入浴施設です。ぜひ行ってみてください!
Column
ほたるいかミュージアムもおすすめ!
ここから800mほどの場所にある、日本で唯一「ホタルイカ」に特化した「ほたるいかミュージアム」にも足を延ばしてみては?
大人も子どもも楽しめる工夫いっぱいの展示が魅力です。ミュージアムだけでなく、カフェや土産売場もあります。