香りに酔いしれて!富山産クロモジを使ったおすすめ お土産5選
私は、1年ほど前に富山産のクロモジの香りのアロマスプレーに出会いました。以来、すっかりその香りに魅了され、見つけるたびにクロモジ関連のものを集めています。そこで今回は、そんなクロモジ好きの私が見つけた、富山産クロモジを使ったお土産をご紹介します!
そもそも「クロモジ」って何?
クロモジは、里山や森に生えているクスノキの仲間の木で、つまようじの材料として使われてきました。黄色系の枝に文字のような柄が入っているのが特徴で、一説によるとその枝の柄から「黒文字(クロモジ)」という名前がつけられたと言われています。
どこにでもある木に見えますが、葉っぱや枝を折ると甘くやさしい香りがします。そのためハーブティーや精油はもちろん、お菓子やお酒にも使われます。そこで今回は、富山で見つけたクロモジ関連製品を5つ、ご紹介します!
「Monsieur J」のマカロン
フランス出身のパティシエ、ジョスラン・ランボさんによるフランス菓子専門店「Monsieur J(ムッシュージー)」。全国的にも有名な同店には、県内産のクロモジを使ったマカロンがあります。口に入れた瞬間と食後にふわっとクロモジの香りを感じられるのは、このフレーバーならでは。私にとって定期的に食べたくなる、森を感じられる特別なスイーツです。富山市内にある同店や「ととやま」で購入できます。
南砺市生まれのクラフトビール「HEY HEY HOO」
南砺(なんと)市にあるクラフトビール醸造所「NAT BREW(ナットブリュー)」の「HEY HEY HOO」には、材料に利賀村(とがむら)産のクロモジが入っています。鼻を近づけると、さわやかなクロモジの香りが!
味はさっぱりしており、最後にクラフトビールらしい苦味も。個人的には、飲んだ後にクロモジが香るのが特に素晴らしいと感じています。南砺市内の同店だけでなく、県内のホテルや「ととやま」などの土産店にも置いてあるので、見つけたらぜひお試しください。
気軽に飲める「藤岡園」のティーバッグ
明治時代に開業したお茶屋さん「藤岡園」では、利賀村で採れたクロモジを使ったお茶が販売されています。ノンカフェインなので、寝る前のリラックスタイムにもぴったり。飲んでいる最中はもちろん、飲む前からマグカップのまわりに良い香りが漂い幸せな気持ちになりました。こちらは手のひらサイズの箱に2個入っているので、気軽なお土産にもぴったりです。
「美のこわけ」の「アロマスプレー 富山の森の香り」
私がクロモジを大好きになったきっかけは、富⼭の美と癒しの体験をおすそわけするプロジェクト「美のこわけ」のセット商品に入っていたアロマスプレーでした。一度、かいだら忘れられないような香りで、寝る前に枕にスプレーをしてクロモジを感じながら眠りにつく習慣ができました。
そんな魅力的な香りのクロモジのスプレーを単品でも買いたい、という声に応えて作られたのがこの「アロマスプレー 富山の森の香り」です。クロモジをベースに、タテヤマスギなど富山にある木々の精油がブレンドされています。香りをかぐだけで、心は森の中へ。富山の自然を身近に感じられる、特別なアロマスプレーです。県内のホテルや土産店、オンラインショップで販売されているので、公式サイト内の取扱い店舗紹介をご確認ください。
「美のこわけ」の「クロモジ保湿バーム」
クロモジの精油が入ったバームです。15度ほどの室温の部屋で手につけたところ、あっという間に体温で溶けて甲に広げられました。ほどよくうるおうのはもちろん、香りが良いのでちょっと疲れた時やほっとしたい時の癒し効果も期待できそうです。手のひらに収まるサイズで持ち運びしやすいのも、うれしいポイント。私はいつも使うカバンに入れて、ちょっと一息つきたいときに塗っています。
Column
クロモジを使用した「クラフトジン」
富山駅のすぐ近くの「とやマルシェ」にあるお店「ホクリカ―」では、日本酒づくりで削られる富山・石川産の白米の一部に金沢ゆず、加賀棒茶やクロモジをあわせて作った「クラフトジン」が販売されています。試飲もできるのでぜひお試しを!
取材記事はこちら私のまわりにもクロモジ好きがいて、今回はその方にもおすすめを聞きながら「富山産クロモジを使ったお土産と言えばこれ!」と自信を持っておすすめしたいものを厳選しました。土産店で手に入るものを中心に集めたので、見つけたらぜひお試しください!