【体験レポート】「満天の湯」サウナもお風呂も大満足！富山駅からすぐ！地元で人気のスーパー銭湯

「満天の湯」は、富山市内の「不二越」駅のホームから見えるほど近くにあります。そのため、富山駅からは富山地方鉄道（通称「地鉄」）に6分乗り、少し歩くだけでつきます。ちなみに、車で行く場合も広い駐車場があるので停めやすいです。朝から夜遅くまであいているので、私がよく行くスーパー銭湯の一つになっています。

お風呂は「神通の湯」と「黒部の湯」の2種類。奇数、偶数日で男女入れ替え制になっています。今回は施設のご厚意でどちらも見せていただいたので、できるかぎり、「神通の湯」と「黒部の湯」の両方の写真を掲載します。
 

初めて来たときに衝撃を受けたのは、露天風呂のスペースの充実度！
町の中にあるとは思えない、温泉旅館のような空間が広がっています。

岩風呂は、常願寺川と神通川の巨石を組んだもの。空を見上げると、山あいの旅館にいるような気分になります。個人的なおすすめは、雪の日の夜。雪を眺めながらの露天風呂やサウナ後の外気浴は最高です！

外にある「医療系高濃度炭酸風呂」は、大人気のお風呂。ぬるめの温度設定に、半身浴気分でじっくりつかることで、出た後は体がじんわり温まっているのを感じると思います。その近くの薬草をふんだんに入れてある「週替り天然薬草風呂」や、木漏れ日を感じられる「寝ころび湯」も、ぜひ体験してみてください。

内湯は洗い場の数が多く、広々としています。「光明石温泉（人工温泉）」と、血行促進・皮下組織活性化・筋肉疲労回復が期待できる5種類の「ジェットバス」があります。「光明石温泉」は窓を全開にできるつくりになっており、内風呂に入りながら露天風呂気分を味わえます。「ジェットバス」は、「5種類すべてを使えば全身をマッサージできるのでは？」と感じるほどの充実度です。

初めて来たとき「高温タワーサウナ」と「備長炭冷水風呂」の広さにも、驚きました。上に行くほど熱くなるので、その日の体調や気分にあわせ、ちょうどよい熱さの場所に行けるのが、うれしいです。備長炭冷水風呂は、地元の立山連峰の常願寺川伏流水が、備長炭の壁を伝っておりてくる、という贅沢な水風呂です。もちろん冷たいのですが、伏流水と備長炭の効果か、ほっとする感覚があります。

外気浴スペースがいろいろあるのも、うれしいポイントです。内湯や外湯のあちこちに置かれた椅子やベンチに座ってもよいですし、外の「外気浴デッキ」に寝そべるのも爽快です。
 

神通の湯には「週替りハーブミストサウナ」、黒部の湯には「塩サウナ」があります。私はどちらも体験し、両方とも大好きです。どちらもドライサウナより低めの温度設定で、「週替りハーブミストサウナ」はハーブの香りをまとったミストを浴びる心地よさ、「塩サウナ」は汗がどんどん出るのが病みつきになる気持ちよさがあります。

お風呂の出入り口の近くには、無料の休憩スペース「くつろぎ処一休」があります。ガチャガチャや、血圧計、マッサージチェアがあり、寝そべるスペースも広めにとってあるので、入浴後にのんびりするのにぴったりです。なお、隣には「髪切処」（美容院）があります。
 

入り口近くにある「食事処満天星【どうだん】」には、一品料理や軽食から定食、デザート類まで幅広いメニューがそろっています。今回は「常連さんに人気」だという「海鮮焼きそば」をいただきました。

富山らしいものを、という方にはとろろ昆布の「おにぎり」と、「水だんご」をおすすめします。「水だんご」は、シンプルながら、だんごときなこのおいしさを存分に味わえる一品で、黒部市内の道の駅など限られた場所のみで販売されています。見つけたらぜひ、食べてみてください！

「満天の湯」は、町の中にありながら驚くほど広々した、お風呂もサウナも充実したスーパー銭湯です。お風呂が好きな方も、サウナが好きな方も、みんなが楽しめる場所だと思います。料金もリーズナブルなので、富山市内でお風呂に入りたくなったら、ぜひ行ってみてください。

ちなみに、富山県内にはもう一店舗、岩盤浴も楽しめる魚津店があるので魚津周辺に行く際は、そちらに行ってみるのも良いと思います！