富山の湧き水4選!歩いて行ける駅近名水スポット!
富山県に住んでいてうれしいことの一つ、それは水がおいしいこと。水道水がおいしいのはもちろん、湧水が飲めるスポットがいろんなところにあります。今回は駅から歩いて行けるスポット4カ所と、近くで買える湧き水を使ったおすすめの飲み物を紹介します!
石倉町の延命地蔵の水(西町駅・富山駅)
富山市の中心部を流れる、いたち川沿いにある湧水スポットです。総曲輪(そうがわ)通り商店街を東に抜け、5分ほど歩くとたどり着きます。市内電車の西町(にしちょう)駅からは徒歩8分ほど、富山駅からは徒歩20分ほどです。
昔から「万病に効く霊水」と言われており、私が行った日も常連さんが途切れることなく訪れ、空の容器に水を入れていました。
飲んでみると、雑味がないさわやかな味でした。こんなにおいしい湧水が町の中心部で飲めるとは、すごいですよね。ぜひ、お参りもして行ってくださいね。
延命地蔵の水から徒歩18分ほど、大手モール駅目の前にある焙煎所「一番町珈琲」では、毎朝、延命地蔵の水をくんでコーヒーを淹れています。「水出珈琲」のホットを店主おすすめのブラックでいただいたところ、香りと飲み心地のすっきり感、最後に残るほどよい苦味のバランスがとても良かったです。普段はミルクを入れて飲む派の私にも「これはブラックで飲まなければ!」と思わせるおいしさでした。一緒に食べた、サクサク食感のルーマニアの伝統菓子「クルトシュ」と「自家製珈琲アイス」も絶品でした!
魚津のうまい水(魚津駅・新魚津駅)
魚津駅の真横にある、湧水スポットです。冷たすぎず、そのまま飲むのにぴったりの温度で、私が見に行った時も、多くの方が水くみのついでに水を飲んでいました。味は、雑味ゼロのゴクゴク飲める水でした。こんなにおいしい水を日常的に駅前でくんだり、飲んだりできるなんて、地元の方がうらやましいです!
隣にある「ミラマルシェ」というお店では、ペットボトルの水が販売されています。魚津市内の地下水が入っているのですが、味が良いのはもちろん、魚津市のゆるキャラ「ミラたん」のラベルがかわいいので、お土産にぜひどうぞ!
ミラマルシェでは、魚津市のお土産や、お茶、コーヒー、ちょっとしたおやつなどが買えます。湧水をくんだついでにぜひ立ち寄ってみてください。
立山玉殿の湧水(室堂駅)
立山駅からケーブルカーとバスを乗り継いで1時間ちょっと、標高2,450mの室堂(むろどう)駅。この室堂駅から外に出てすぐの場所にあるのが「立山玉殿(たまどの)の湧水」です。立山黒部アルペンルートの立山トンネル開通により、室堂に豊富な湧水が湧き出るようになったそうです。
山の恵みの豊かさがすべて表現されているような、澄んだ味の水です。室堂からの散策や山登りの前後、ぜひお立ち寄りください。
室堂駅に直結している「ティーラウンジりんどう」では、立山玉殿の湧水を使った水出しコーヒーが提供されています。美しい銅のカップに入った、湧水のスッキリ感と香ばしい匂いを楽しめるコーヒーは、まさに絶品。ホテルから見える景色の美しさや、落ち着いた室内の設えも相まって、豊かな時間を過ごせます。
熊王の水(立山駅)
立山駅の真横にある湧水。意外と気付かれないのですが、夏でも冷たく、登山後の乾いた喉を潤してくれる、嬉しい湧水スポットです。味は、すっきりした中にも山のワイルドさを感じられます。
番外編!「立山サンダーバード」のコーヒー(横江駅)
立山駅から富山駅方面へ富山地鉄立山線に乗り4駅目にある横江駅から徒歩6分、超個性的なコンビニ「サンダーバード」のコーヒーは、地元の地下水が使われています。水が良いからか、すごくすっきりとした味わいです。こんなにおいしいのに、お値段もお手頃でびっくりしました。ぜひサンダーバードにお立ち寄りの際は飲んでみてください。
なお、サンダーバードのおにぎりは、同じ地下水を使い、ガス釜で炊いたお米を使っているそうです。それを聞いて「おいしさの秘密はここにあったか!」と納得しました。おにぎりもぜひお試しください。