【富山の絶景】雨晴海岸で見られる「絶景」教えます
こんにちは!うまきちです。
今回は、富山県で最も有名な観光スポットと言っても過言ではない「雨晴海岸(あまはらしかいがん)」で見られる「絶景」を紹介します!
雨晴海岸について
雨晴海岸は、富山県高岡市にある富山県の人気スポットです。
晴れた日には富山湾越しに立山連峰の3,000m級の山々を望むことができます。
富山湾は2014年に「世界で最も美しい湾クラブ」に選ばれています。
立山連峰を背景に富山湾に浮かぶ有名な岩は「女岩(めいわ)」と呼ばれており、実は奥のほうに「男岩(おとこいわ)」もあります。現地に行ったら、ぜひ「男岩」も探してみてください。
雨晴海岸でのおすすめ撮影ポイント
雨晴海岸での撮影ポイントについてご紹介します。
立山連峰全体と女岩を入れて撮影する場合、①のポイントから撮影します。標準~中望遠レンズでの撮影がおすすめです。
②のポイントでは、望遠レンズを使用して、女岩と立山連峰の一部を切り取ると迫力が出ます。
①から②までの海岸線沿いでも撮影可能なので現地で自分なりの撮影ポイントを探してみてください。
立山連峰が入りませんが、③のポイントでは、ちょうど夏ごろに女岩付近からの日の出となるので、こちらもおすすめです。また、①、②と女岩の形が違って見えるので面白いです。
「富山湾越しに見られる立山連峰」の絶景
まず、ご紹介する絶景は、「富山湾越しに見られる立山連峰」です。
海越しに広がる立山連峰の大パノラマの迫力は一度見ただけで虜になってしまいます。
冠雪した立山連峰がくっきりよく見える条件は「空気が澄んでいて霞みが少ない冬のよく晴れた日」で、おすすめの時期は11月~3月頃になります。
春先になると黄砂の影響で空が霞みやすくなるので、訪問される際には注意が必要です。
撮影する時間帯としては、順光となる午後がおすすめです。
ライブカメラでも立山連峰が見えるかチェックすることができます。
「気嵐(けあらし)」の絶景
続いてご紹介するのは「気嵐(けあらし)」です。ご存じでしょうか?
気嵐は、大気が冷え込み、海水との温度差が生じることで発生します。
10月末から2月末頃までの早朝(日の出前~日の出後、5時~8時頃)に見られます。日の出前から待機している必要がありますが、ぜひ富山に泊まっていただき、早起きして見に行く価値のある絶景です。
シーズン中には気嵐の撮影を目的に全国各地からカメラマンが集まります。
私自身も気嵐を撮影するために何度も通い、何度も敗北してきました…
これまで通った経験から気嵐が発生しやすい条件について説明したいと思います。
「気嵐」が発生する3つの条件
次の3つの条件が整った時、気嵐が発生しやすいのではないかと考えております。
1.放射冷却で冷え込みが強い
2.前日の日中と撮影日の朝の気温差がおおむね10度以上
3.風が弱い日
1.について、前述のとおり、大気が冷え込む必要があるため、放射冷却が起こることがマストになります。低温注意報が出ている日を狙うとよいでしょう。
2.について、前日の日中に気温が上がることで海水が暖められ、大気との温度差が大きくなることも必要です。海水温がどれくらいかはわからないので、私は、10度以上の気温差がある日を狙って撮影に向かいます。
3.について、風が強いと冷え込んだ大気が流れて行ってしまうので、無風か風が弱い日を狙うとよいでしょう。
みなさんもこれを参考に気嵐を狙ってみてください!
雨晴海岸で「自分だけの絶景」を探せ!
前述した2つ以外にも撮影する場所や方法を工夫すれば、いろんなバリエーションで撮影することができます。
雨晴海岸に来たらぜひ、「自分だけの絶景」を探してみてください!
雨晴海岸に来たらぜひ寄りたい「道の駅雨晴」
雨晴海岸に来られたら、ぜひ隣接の「道の駅雨晴」にも立ち寄ってみてください。
2階では地元の特産品や工芸品などを取り扱ったお土産店や、富山湾を眺めながら食事を楽しめるカフェがあります。
撮影後にカフェで富山湾を眺めながら、ゆっくりお食事を楽しんでみてはいかがでしょうか。土日限定のハンバーガーやSNS映えするパフェがあるので、ぜひホームページをチェックしてみてください。
今回は、雨晴海岸で見られる絶景についてご紹介しました。
私のSNSでは、雨晴海岸の絶景のほか、富山県で見られる絶景を投稿しておりますので、ぜひチェックしてみてください。
うまきちでした。
(あとがき)今回の記事の作成にあたり、取材にご協力いただきました皆様に感謝申し上げます。