【全国有数の手造り醤油】小矢部市の畑醸造を見学してきた!
小矢部市に全国的にも珍しい手造りの、しかも国産の原材料にこだわって造っている醤油の蔵があると聞いて早速行ってきました!
醤油が美味しいだけでなく、事前予約で蔵見学もさせてくれるので、観光スポットとしてもオススメです。
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畑醸造の場所や営業時間
今回紹介する畑醸造株式会社は、小矢部市にあります。
手造りだけでも珍しいのに、国産原料を使い、レンガの麹室(こうじむろ)もあるというかなり希少価値のある醤油蔵です。
原料となる大豆は富山県小矢部産、小麦は高岡産と、富山県内の原料がふんだんに使われているのも、富山県民としては嬉しいポイント!
人に教えてもらうまで全く知りませんでしたが、かなりオススメの観光スポットです。
【畑醸造株式会社】
住所:富山県小矢部市浅地800番地
営業時間:10:00~16:00
定休日:土曜日、日曜日、祝祭日、年末年始
駐車場:5台、大型1台
TEL:0766-61-2111
手造りだけでも珍しいのに、国産原料を使い、レンガの麹室(こうじむろ)もあるというかなり希少価値のある醤油蔵です。
原料となる大豆は富山県小矢部産、小麦は高岡産と、富山県内の原料がふんだんに使われているのも、富山県民としては嬉しいポイント!
人に教えてもらうまで全く知りませんでしたが、かなりオススメの観光スポットです。
【畑醸造株式会社】
住所:富山県小矢部市浅地800番地
営業時間:10:00~16:00
定休日:土曜日、日曜日、祝祭日、年末年始
駐車場:5台、大型1台
TEL:0766-61-2111
麹室の存在感がすごい
畑醸造の麹室は、レンガで出来ていてかなり雰囲気があります。
麹室は、種麹菌をつけた大豆と小麦を混ぜ合わせたあとに、寝かせて麹をつくるための部屋です。
温度管理のために、ヒーターで菌が繁殖しやすい温度に保たれています。
麹室は、種麹菌をつけた大豆と小麦を混ぜ合わせたあとに、寝かせて麹をつくるための部屋です。
温度管理のために、ヒーターで菌が繁殖しやすい温度に保たれています。
これが種麹菌をつけた大豆と小麦です。
麹蓋(こうじぶた)と呼ばれる木の箱に入っており、数時間おきに場所を変えるなどして均一に麹菌が繁殖するように手入れされます。
保温・保湿に適しているのでレンガ室が採用されています。
麹蓋(こうじぶた)と呼ばれる木の箱に入っており、数時間おきに場所を変えるなどして均一に麹菌が繁殖するように手入れされます。
保温・保湿に適しているのでレンガ室が採用されています。
3年間発酵熟成させる醤油
畑醸造の醤油は、3年間発酵熟成させてからしぼります。
一朝一夕でできるものではないので、かなり貴重! 蔵見学では年度ごとのもろみの状態も見られるので、変化が分かって楽しめます。
一朝一夕でできるものではないので、かなり貴重! 蔵見学では年度ごとのもろみの状態も見られるので、変化が分かって楽しめます。
炒り釜や蒸し器、貯蔵用のタンクなど、醤油工程で使用される道具なども全て説明付きで見られるので、社会見学としてもかなりオススメ!
実際に使われる道具なので、かなりリアルに醤油造りを想像できます。友達同士でも、子どもと一緒に行っても気づきがあって楽しめるはずです。
実際に使われる道具なので、かなりリアルに醤油造りを想像できます。友達同士でも、子どもと一緒に行っても気づきがあって楽しめるはずです。
手作業で醤油をしぼる様子
畑醸造の醤油は、もろみ用の袋から1週間ほどかけて自然にしぼり出されます。
僕が見学に行ったときは、女性の方が手作業でもろみをもろみ用の袋に入れていました。
手作業で醤油をしぼっているところを初めて見たので、とても新鮮な気づきがあり、醤油を見る目が変わりました。
僕が見学に行ったときは、女性の方が手作業でもろみをもろみ用の袋に入れていました。
手作業で醤油をしぼっているところを初めて見たので、とても新鮮な気づきがあり、醤油を見る目が変わりました。
しぼり袋はこんな感じで何枚も重ねられ、自然な圧力で中から醤油がしぼり出されます。
畑醸造は1週間ほど自然に抽出したあとに、圧をかけてしぼりだすとのこと。自然にしぼったあとに、圧力をかけるので雑味のない醤油になるんだろうな...と予想。
実際に作業しているところは「しぼり」しか見ていませんが、道具と工程の説明から、かなり手をかけて造られている醤油だということを実感しました!
畑醸造は1週間ほど自然に抽出したあとに、圧をかけてしぼりだすとのこと。自然にしぼったあとに、圧力をかけるので雑味のない醤油になるんだろうな...と予想。
実際に作業しているところは「しぼり」しか見ていませんが、道具と工程の説明から、かなり手をかけて造られている醤油だということを実感しました!
濃厚な醤油がめっちゃ美味い
蔵見学では、手造りでしぼった醤油を試飲させてもらいました。
まさにしぼりたての醤油を試飲したのは人生初!濃厚なのに爽やかさがあってかなり美味しかったです。
丁寧に工程を説明+見学したのも影響したのかもしれませんが、富山でこんなこだわりの醤油が生産されているのを知ったら応援せずにはいられませんでした。
まさにしぼりたての醤油を試飲したのは人生初!濃厚なのに爽やかさがあってかなり美味しかったです。
丁寧に工程を説明+見学したのも影響したのかもしれませんが、富山でこんなこだわりの醤油が生産されているのを知ったら応援せずにはいられませんでした。
ショップ併設なので醤油を買える
蔵の横にはショップが併設されているので、その場で畑醤油を買って帰れます!
醤油のラインナップは、たまご用・納豆用・冷奴用に、薄口・濃口などかなり豊富です。
醤油のラインナップは、たまご用・納豆用・冷奴用に、薄口・濃口などかなり豊富です。
小矢部市ゆかりの武将 木曽義仲と巴御前の醤油もあります。
倶利伽羅峠や埴生護国八幡宮などゆかりの地が多くあるので、観光で回ったあとに醤油蔵見学をして、記念に醤油を買って帰るという観光ルートがオススメです。
倶利伽羅峠や埴生護国八幡宮などゆかりの地が多くあるので、観光で回ったあとに醤油蔵見学をして、記念に醤油を買って帰るという観光ルートがオススメです。
【周辺観光】倶利伽羅峠と埴生護国八幡宮
今回僕は、畑醸造の見学と一緒に以下2つの観光スポットも楽しみました!
・倶利伽羅峠
・埴生護国八幡宮
倶利伽羅峠は、木曽義仲が平家軍を破った源平合戦「 倶利伽羅峠の戦い」の舞台です。
牛の角に松明をつけて敵に突進させる「火牛の計」が使われたことでも有名。 火牛のモニュメントも設置してあるので、ぜひ記念写真を撮ってみてください。
・倶利伽羅峠
・埴生護国八幡宮
倶利伽羅峠は、木曽義仲が平家軍を破った源平合戦「 倶利伽羅峠の戦い」の舞台です。
牛の角に松明をつけて敵に突進させる「火牛の計」が使われたことでも有名。 火牛のモニュメントも設置してあるので、ぜひ記念写真を撮ってみてください。
倶利伽羅峠が一望できる展望スポットもあります。
想像以上に険しい山々が連なっていて、「よくこんな所で戦えたな..」と思うはず!
ちなみに、ここは強風が吹き込むエリアで、展望台に屋根がないのはちょっとした小ネタです
想像以上に険しい山々が連なっていて、「よくこんな所で戦えたな..」と思うはず!
ちなみに、ここは強風が吹き込むエリアで、展望台に屋根がないのはちょっとした小ネタです
「クロスランドおやべ」などがある市街側は、立山連峰を含めた絶景が楽しめます。
僕が行った日は雨だったのですが、ちょっとした晴れ間に景色を楽しむことができました。 この景色を見れば、山に富む「富山」たる所以がよく分かるはずです。
そして、春には桜の名所にも早変わり。大勢の花見客が押し寄せる大人気スポットとなります。
時期によって楽しみ方が変わる場所でもあるので、ぜひ足を運んでみてください。
僕が行った日は雨だったのですが、ちょっとした晴れ間に景色を楽しむことができました。 この景色を見れば、山に富む「富山」たる所以がよく分かるはずです。
そして、春には桜の名所にも早変わり。大勢の花見客が押し寄せる大人気スポットとなります。
時期によって楽しみ方が変わる場所でもあるので、ぜひ足を運んでみてください。
「倶利伽羅峠の戦い」の前に、木曽義仲が戦勝祈願をしたのが「埴生護国八幡宮」です。
社殿全体が重要文化財に指定されている神社で、高さ8mで重さ5トンもある巨大な源義仲騎馬像や宝物殿など見どころ満載。合格祈願にもご利益があるので、受験生にもオススメの観光スポットです。
埴生護国八幡宮を見てきた体験談は、下記の記事にまとまっているのでそちらもぜひ読んでみてください。
社殿全体が重要文化財に指定されている神社で、高さ8mで重さ5トンもある巨大な源義仲騎馬像や宝物殿など見どころ満載。合格祈願にもご利益があるので、受験生にもオススメの観光スポットです。
埴生護国八幡宮を見てきた体験談は、下記の記事にまとまっているのでそちらもぜひ読んでみてください。
Column
まとめ
富山県小矢部市にある、手造りかつ国産原料にこだわった醤油蔵「畑醸造」の見学ツアーについて紹介しました!
事前予約は必要ですが、無料で気軽に見学させてくれる蔵は珍しいです。 専務が案内してくれたのですが、人柄が滲み出ていて一瞬でファンになりました。
大豆は小矢部産、小麦は高岡産と、ここまで富山にこだわって手造りしている醤油はここだけなので、ぜひ一度足を運んで醬油を買ってみてください!
醬油造りの工程の説明を受ければ、醤油の味わいもきっと変わるはずです。
富山県内には、素敵なホテルや宿なども多いです。
ぜひ一泊して醤油とともに富山の海の幸も満喫してみてください!
事前予約は必要ですが、無料で気軽に見学させてくれる蔵は珍しいです。 専務が案内してくれたのですが、人柄が滲み出ていて一瞬でファンになりました。
大豆は小矢部産、小麦は高岡産と、ここまで富山にこだわって手造りしている醤油はここだけなので、ぜひ一度足を運んで醬油を買ってみてください!
醬油造りの工程の説明を受ければ、醤油の味わいもきっと変わるはずです。
富山県内には、素敵なホテルや宿なども多いです。
ぜひ一泊して醤油とともに富山の海の幸も満喫してみてください!