大境洞窟住居跡 おおさかいどうくつじゅうきょあと
遥かなる歴史を感じる貴重な洞窟遺跡
日本で最初に調査された洞窟遺跡、「大境洞窟住居跡」。富山県氷見市大境にあるこの遺跡は、国の史跡に指定されています。
奥行き35m、入り口の幅18m、高さ8m。
灘浦海岸に面し、波浪の侵食により形成された自然洞窟で、入り口の少し迫り出した崖と、その大きさに圧倒されます。
1918年、洞窟内にある白山神社の社殿を改築の際、多数の骨や土器類が出土しました。同年に本格的な調査が行われ、この調査により、縄文時代から中世に至る6層の文化層を発見。また、多数の土器や陶磁器、人骨や獣の骨が出土されています。
この発掘によって、縄文文化と弥生文化の新旧が明らかになったほか、弥生人骨の抜歯の風習や顔面装飾(頭骨に赤い塗料のついたもの)に注目が集まりました。
洞窟内は白山社本殿の周囲を歩いて見学できるようになっています。縄文時代から脈々と人が住み続けた洞窟に立つと、タイムスリップしたかのような気持ちに!大昔に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。
- エリア
- 高岡・氷見・射水
- カテゴリー
- 世界遺産・史跡・文化財 美術館・博物館・資料館
基本情報
住所 | 〒935-0412 富山県氷見市大境 |
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電話番号(備考) | 0766-74-8231(氷見市立博物館) |
休業日 | 無休 |
料金 | 無料 |
駐車場 | 50台 駐車料金:無料 |
アクセス | あいの風とやま鉄道高岡駅から加越能バス脇行きで約1時間、「大境」下車徒歩約5分 |
ホームページURL | 公式サイト |
備考 | 国指定史跡 |
最新の情報につきましては、各公式ページでご確認ください。