万灯台 まんとうだい

消えることなく夜の航海を見守り続けた灯台

江戸時代末期、魚津港最初の灯台として暗夜の航路を守ってきたものです。町奉行が加賀藩に灯台の設置を願い出て建立されました。当時は陸より海上による運輸が多く、魚津港にも北海道や滋賀、大阪まで往来する船がたくさん出入りしていました。越中米や新川木綿、筵などを輸出するとともに、魚肥などが送られてきていたそうです。この灯台を維持するために油屋12件に360貫を貸し、渡した利息を油代にあてたことから、灯台の明かりは消えることがなかったといいます。戦後、街の開発のために何度か移転し、現在地に定着しました。台中には地蔵菩薩を安置して海上安全も祈願されています。

エリア
黒部・宇奈月
カテゴリー
歴史・文化

基本情報

住所 〒937-0864 富山県魚津市新角川1
電話番号(備考) 0765-23-1045(魚津市教育委員会)
料金 無料
駐車場 なし
アクセス ■あいの風とやま鉄道魚津駅から車で7分■北陸自動車道魚津ICから車で10分
ホームページURL 公式サイト

最新の情報につきましては、各公式ページでご確認ください。

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