【うみとやま】富山湾の春の味覚 シロエビを味わう|富山だからこそのシロエビを楽しめるお店-1

シロエビを楽しむ富山ならではのお店
|富山湾の春の味覚 シロエビ

4月に漁が解禁となるシロエビは、体長5〜8cmほどの希少なエビ。漁が成り立つほど安定して漁獲されているのは、世界で富山湾だけです。 淡いピンク色を帯びた透明な美しい姿から「富山湾の宝石」と称されています。お店によって多彩な食べ方が楽しめます。

割烹かわぐち

ちょっぴり背伸びして、港町の割烹の暖簾をくぐる

『割烹かわぐち』は、新湊漁港の競りに参加できる権利を持ち、朝と昼の競りで料理人が目利きした魚介を直に仕入れています。港から直接買い付けるので、鮮度の高さはピカイチ。注文を受けてから、店内の生簀の魚を直接捌いて提供している料理もあります。

「白海老満喫膳」は、シロエビの繊細な美味しさを引き出した和洋折衷コースです。刺し身で上品な甘みとトロリとした舌触りを味わえるのは、富山だからこそできる贅沢な食体験。揚げるとさらに身が甘く感じられるので、かき揚げでは殻の香ばしと甘さが同時に満喫できます。また滑らかなビスクには、濃厚なシロエビの旨みが凝縮しています。一品ずつ、しみじみと味わいましょう。

歩寿司 本家

口に運ぶと甘くとろける、富山の誇るシロエビの握り

『歩寿司 本家』では、富山ならではのシロエビのお寿司を、注文の度に違った食べ方で提供し、お客様を楽しませています。握りの注文を受けて最初に提供するのは、薄い白昆布でシャリを巻いて刺し身のシロエビを盛り付けたもの。口に運ぶと、甘くとろけるシロエビの余韻に心が奪われます。穏やかな旨味を持つ白昆布で巻いているのが、昆布の消費量が日本でトップクラスの富山らしさを感じされます。

お店では富山湾の旬の地魚も豊富に揃えてお客様を迎えています。多彩な富山の魚介とともに、シロエビの握りを楽しんでください。 

kitchen&cafe GAREGARE

シロエビを気軽に味わう、漁師さん直営のカフェ

シロエビ漁師が直営するカフェは、肩肘張らずに過ごせるリラックスした雰囲気。名物はシロエビのむき身をひつまぶしのように提供する「白えび桶」です。最初は刺し身だけ、次に薬味と一緒に、最後は出汁をかけて、シロエビの魅力を余すことなく堪能能してください。

ほかにもシロエビのかき揚げを挟んだバーガーもあります。通年で提供していますが、売り切れの場合もあるので、ぜひ予約してから訪れてください。パンケーキやシェイクなど、満腹でも食べたくなる別腹スイーツも揃っています。

漁師さんのアテンドで、富山湾のシロエビ漁を見学

白えび漁観光船
期間/4月下旬〜5月中旬、7月〜9月
 

シロエビ漁の様子を、漁師さんのアテンドで見学できるツアーがあります。ツアーに使われるのは漁船。乗り込むのは、まだ真っ暗な夜明け前です。ゴーというエンジン音を轟かせながら、漁船は新湊漁港から船で10分ほどの「あいがめ」と呼ばれる海底谷の真上に向かいます。探知機で魚群を探りながら移動したり網を海底に沈めたりと、漁師さんは船上で大忙しの様子。天候にもよりますが、海上からご来光が望める日もあるので、そんな日は新湊大橋や立山連峰とのコントラストも楽しんでください。

目の前で海から引き揚げられるシロエビは、淡いピンク色。キラキラと美しい輝きを放っています。船上では漁師さんとの会話も楽しめます。漁港に戻ったら、仕分け作業や、競りの見学もできます。

Column

富山のもうひとつの春の味覚 ホタルイカ-1

富山のもうひとつの春の味覚 ホタルイカ

富山湾の春の味覚としてシロエビと双璧をなすのが「ホタルイカ」。
シロエビとともに、その魅力やおいしい食べ方をご紹介しています。

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