越中国分寺跡 えっちゅうこくぶんじあと
国家安穏を祈願して建立された国分寺
741年、聖武天皇が国家の安穏を祈願して国分寺、尼寺造立の詔勅が宣布され、全国に建設が進められました。現在の氣多神社参道付近の薬師堂は旧越中国分寺の境内だった場所に建っています。奈良時代後期の古代瓦が多数発見されており、講堂または、金堂の遺構と考えられる土壇が約20m現存しています。また、塔の跡と考えられる基壇も残っています。薬師堂には本尊の薬師如来像のほかに神仏分離令で氣多神社の本地仏だった文殊菩薩が移され、さらに鎌倉時代の文殊菩薩像、毘沙門天像などの寺宝を所有しています。歴史の詰まった国分寺に一度訪れてみませんか。
- エリア
- 高岡・氷見・射水
- カテゴリー
- 世界遺産・史跡・文化財
基本情報
住所 | 〒933-0116 富山県高岡市伏木一宮1丁目 1-44 |
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電話番号(備考) | 0766-20-1463(高岡市教育委員会文化財保護活用課) |
営業時間 | 通年 |
休業日 | 無休 |
料金 | 無料 |
駐車場 | なし、伏木駅前観光駐車場(無料) |
アクセス | ■JR氷見線伏木駅から徒歩20分 ■能越自動車道高岡北ICから車で15分 |
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