魚津市エリア観光ガイド
魚津市とは
海と山との距離が短く、富山湾に面した平野部から山岳地帯まで一気に標高が上がる独特な地形の魚津市。そこから生み出されるのは清涼な水と自然の恵み。そしてその名の通り、新鮮な魚介類の宝庫でもあります。魚津の港で水揚げされた旬の魚や貝を味わえるお店も沢山。
また自然の営みによる三大奇観「蜃気楼、ほたるいか、埋没林」は、全国に誇る魚津ならでは。ドライブやサイクリングでスポットを巡りながら、魚津の不思議に触れてみませんか。
魚津市内へのアクセス
●電車でのアクセス
富山駅―魚津駅 あいの風とやま鉄道で約25分
黒部宇奈月温泉駅―新黒部駅―新魚津駅 富山地方鉄道で約20分
●車でのアクセス
〈関東方面から〉
練馬I.C→長岡JCT→魚津I.C→魚津市街地 (約4時間半)
練馬I.C→藤岡JCT→上越JCT→魚津I.C→魚津市街地 (約4時間20分)
〈関西方面から〉
豊中I.C→米原JCT→魚津I.C→魚津市街地(約4時間10分)
〈名古屋方面から〉
一宮JCT→小矢部砺波JCT→魚津I.C→魚津市街地(約3時間10分)
魚津市内の観光スポット
「海の駅 蜃気楼」は、全国でも珍しい蜃気楼展望スポットにあります。市場に近いこともあり、魚津港であがったばかりの海の幸を堪能できるのも人気の理由。国の特別天然記念物である「埋没林」に出会える「魚津埋没林博物館」が隣接しているほか、近年パワースポットとしても話題の日本一美しい「東山円筒分水槽」と、非日常感を味わえるスポットが集まっています。
海の駅 蜃気楼
富山湾の絶景を見ながら、新鮮な旬の魚を味わいましょう。水色の「深層水ソフトクリーム」もフォトジェニック。魚津ブランドのお土産が手に入る「じゃんとこい市」や、毎週末に開催されている浜焼きも大人気です。
魚津市内のイベント・お祭り
魚津市最大のイベントといえば、毎年8月に行われる「じゃんとこい魚津まつり」。高さ16メートルもある大迫力の7基の「たてもん」が、豪快に引き回される海の祭りです。
ほかにも10月開催の市最大の産業フェア「〇〇魚津」はグルメイベントとしてもイチ押し。総勢700名以上が演舞する5月の「よっしゃ来い!CHOUROKUまつり」も圧巻です。
じゃんとこい魚津まつり
日程:8月第1金曜日~日曜日
高さ16メートルの大柱に90余りの提灯を灯した「たてもん」が大迫力で引き回されます。
華麗な「せり込み蝶六」踊りの街流し、夕日をバックに楽しむUO!JAZZ、夜は日本海側最大級の海上花火、日本夜景遺産に認定された「うおづキャンドルロード」、経田花火大会と見所満載です。
魚津市の食・グルメ
魚津市は県下屈指の漁場。甘エビやホタルイカといった多様な魚介類に恵まれていますが、実はカニ籠漁発祥の地としても有名です。漁獲される紅ズワイガニの身は甘くカニ味噌も濃厚。毎年2月の第1日曜に開催される「魚津かにの陣」も必見です。また、富山湾で多く獲れる「バイ貝」を殻ごと煮込み、煮汁と炊き込んだ「バイ飯」は魚津が生んだ漁師飯であり郷土料理のひとつ。そんな絶品の海の幸には、ぜひ市内唯一の酒蔵「株式会社魚津酒造」の「北洋」を合わせてみてください。辛口のすっきりとした風味でさらに美味しく味わえます。
魚津市のお土産・特産品
鮮魚が美味しい土地だからこそ、富山県の名産である鱒寿司やかまぼこ、干物も実力派揃いのお店ばかり。特に干物はウルメイワシやゲンゲなど地物も取り揃えており、凝縮した旨味とまろやかな塩味がやみつきになります。
また、旬の採れたてフルーツもおすすめです。初夏のブルーベリーから、りんご、梨、ブドウと、樹上完熟によって育まれたジューシーな味わいと深い甘みが何よりの魅力。リピーターとなる人も多く、贈答用としても喜ばれています。
魚津市内の楽しみ方
その細長い地形から、海から山までの距離が短い特徴的な地形の魚津市。実はサイクリングにもぴったりなエリアとして注目され、海と山の両方をコンパクトに楽しむことができます。おすすめの湾岸サイクリングコースでは爽やかな潮風を感じながら、日本最古の「魚津水族館」や「魚津埋没林博物館」を巡りましょう。
お腹がすいたら、あいの風とやま鉄道魚津駅前にある飲食店街「柿の木割り」へ。魚津ならではの新鮮な魚介を楽しめるお店はもちろん、中華や洋食、焼肉、バーといった200店舗以上の飲食店が軒を連ねます。
魚津の海沿いをレンタサイクルで満喫!地元ライターおすすめコース
レンタサイクル「みらくる」を借りて、2~3時間ほどで海沿いをめぐるコースを紹介しています。
魚津市内を巡るモデルコース
新幹線の停車駅である黒部宇奈月温泉駅、富山駅から、ドライブを楽しみながら神秘的なスポットを巡りましょう。経田漁港からミラージュランドまでの約8㎞続く湾岸道路「蜃気楼ロード」を通れば、全国でも珍しい蜃気楼が見られるかもしれません。晴れた日には立山連峰も臨むフォトスポットでもあります。最近話題となっている「東山円筒分水槽」も、実は絶好のフォトスポット。水田に囲まれた風景のなか、透明度の高い美しい水が絶え間なくあふれ出す姿は、他ではなかなか見られないものです。
魚津市内のスポットを含むモデルコースを紹介します。