藤子・F・不二雄先生のふるさと 高岡市でキャラクターたちをめぐる旅-1

藤子・F・不二雄先生のふるさと 高岡市でキャラクターたちをめぐる旅

富山県高岡市は、『ドラえもん』の作者である藤子・F・不二雄先生の出身地。まちのあちらこちらに、キャラクターや藤子先生ゆかりの場所があります。

子ども時代にドラえもんのファンだった人も、親子でドラえもんを楽しみたい人も、夢中になれるスポットがいっぱいです。

高岡は数々の名作児童まんがを生み出した藤子・F・不二雄先生の原点


『ドラえもん』『キテレツ大百科』『パーマン』など、数々の名作まんがを生み出した藤子・F・不二雄先生は、高岡市で少年時代を過ごしました。先生が少年時代を過ごした高岡市内では、いろんな場所でキャラクターたちがあなたを迎えてくれます。

「ドラえもんトラム」に乗車したり、「高岡市 藤子・F・不二雄ふるさとギャラリー」を訪れたり、まちなかのモニュメントと記念写真を撮ったりしながら、高岡でしか堪能できないドラえもんをめぐる旅を楽しみましょう。
2023年12月の藤子先生の誕生日を皮切りに、24年11月までは生誕90周年の特別な催しも行われていますよ。
 

ドラえもんに登場する人気のキャラクターが高岡銅器になってお出迎え


あいの風とやま鉄道高岡駅前にある「ウイング・ウイング高岡」の広場には、『ドラえもん』に登場するキャラクターの高岡銅器の技で作られた像が12体設置されていて、ドラえもんやドラミちゃん、のび太たちが楽しそうに遊んでいます。

ドラえもん像の側には、藤子・F・不二雄先生からの温かなメッセージも刻まれていて、自然豊かな高岡で育ったからこそ、たくさんの人に愛されるドラえもんが生まれたことが伝わってきます。また言葉からは、子どもたちの夢や創造性を大切にしたいと願う藤子・F・不二雄先生のやさしい人柄も感じられます。

スペシャルな消印で手紙が届く「高岡市ドラえもんポスト」

※ポストは2024年10月16日に、高岡駅1階待合室から、2階改札前の南北通路に引っ越しました

高岡駅にある万葉線の待合室の中に、藤子・F・不二雄先生の生誕80周年の際に作られた高岡銅器製の高さ2mのポストがあります。ここから投函された郵便物には、ドラえもんの記念消印が押され、年によってデザインが変わることも魅力。

ドラえもんと富山の風景をデザインした絵はがきは駅ビル「クルン」2Fにある「富岡屋」で販売中で、切手はそばのコンビニで購入できます。旅の記念に、家族や友人、自分宛てに手紙を送りましょう。

万葉線の「ドラえもんトラム」に乗車


高岡市と射水(いみず)市を結ぶ万葉線の「ドラえもんトラム」は、累計乗車人数が100万人を超す人気の電車。ドラえもんの世界観を表現した内装や外装が、路面電車にデザインされています。

車体はドラえもんの青色で、扉はどこでもドアのデザイン。
窓ガラスにはのび太やしずかちゃんも描かれていますよ。週6日(毎週水曜は点検日)運行していて、高岡駅発は1日7本あります。「高岡市 藤子・F・不二雄ふるさとギャラリー」へ行くときは、志貴野中学校前電停で下車してください。電停にもドラえもんが描かれたギャラリーへのアクセス看板が設置されています。
 

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「ドラえもんトラム」での藤子・F・不二雄先生 生誕90周年記念事業-1

「ドラえもんトラム」生誕90周年記念事業

「ドラえもんトラム」での藤子・F・不二雄先生 生誕90周年記念事業

2024年11月30日まで、藤子・F・不二雄先生の生誕90周年を記念したステッカーを付けた「ドラえもんトラム」が走行します。数量限定でオリジナルデザインのドラえもんトラムペーパークラフトの販売も行っています。

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藤子まんがの原点に触れる「藤子・F・不二雄ふるさとギャラリー」


高岡市美術館2Fにある「高岡市 藤子・F・不二雄ふるさとギャラリー」は、原画やゆかりの品を通して、藤子・F・不二雄先生の描くまんがの原点に触れられるスポット。

どこでもドアを通り抜けると、藤子・F・不二雄先生が14歳のときに手作りした冊子『妖怪島』、ペンやインクなどの愛用品、カラー原画など数多くの作品が展示してあります。ドラえもんコーナーもあり、少年時代を過ごした高岡を彷彿とさせる景色を描いた作品も鑑賞できます。期間限定の企画展も楽しんでください。

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アートのまちめぐりパスポートを使ってお得に楽しもう!-1

アートのまちめぐりパスポートを使ってお得に楽しもう!

アートのまちめぐりパスポートを使用すれば、「高岡市 藤子・F・不二雄ふるさとギャラリー」を含む、県内美術館・博物館をお得にめぐることができます。

詳しくはこちら

まんがに繰り返し描かれた「ドラえもんの空き地」を再現


新高岡駅から車で約10分の場所にある「おとぎの森公園」には、ドラえもんの中で繰り返し描かれている「ドラえもんの空き地」が再現されています。土管が置かれた広場で『ドラえもん』のキャラクターたちが楽しそうに遊んでいて、一緒に写真を撮ったり触れたりすることができます。

キャラクターたちは公園内の「おとぎの森館」にある展望塔からも、眺めることができますよ。
すぐそばにある「ショウワノート株式会社」本社工場の外壁にもドラえもんが描かれていて、ドラえもん学習帳はこの工場から全国へ届けられています。
 

有名漫画家154人のレリーフを飾った「絵筆塔」


高岡市古城公園の動物園の中に、漫画家154人が描いた河童に扮したキャラクターをズラリと並べた「絵筆塔」があります。高岡銅器組合が漫画家たちの原画をレリーフ(浮彫細工)にして、ブロンズのモニュメントに仕上げました。藤子・F・不二雄先生が描いたのは、河童の皿を手にしたドラえもん。ほかにも手塚治虫先生作の河童頭の鉄腕アトムのレリーフがあります。

一枚一枚の作品を眺めながら、有名漫画家たちの遊び心にあふれたキャラクターイラストを楽しみましょう。
 

高岡の日常を楽しむ拠点「SEKAI HOTEL」


高岡駅前にある「SEKAI HOTEL」は、藤子・F・不二雄先生が通っていた本屋「文苑堂」をリノベーションして誕生したホテル&カフェ。「やわやわブルー」をキーカラーに、空間やメニュー作りをしています。

高岡のまちを満喫してもらうために夕食の提供をしておらず、お客さんはチェックイン時にもらった「SEKAI PASS」を提携の飲食店で見せると、いろんなサービスを受けられるようになっています。1Fのカフェは高岡の伝統着色技術で着色されたランプが印象的。ブルーのクリームソーダーは必ず味わってほしいメニューです。

高岡でしか出会えないドラえもんグッズを見つける

「藤子・F・不二雄ふるさとギャラリー」のショップや、高岡駅のクルン2Fにある「富岡屋」「道の駅 万葉の里高岡」には、高岡に足を運ばないと買えないドラえもんグッズが豊富に揃っています。「藤子・F・不二雄ふるさとギャラリー」のショップでは富山弁が出てくるクリアファイルやはがき、「富岡屋」「道の駅 万葉の里高岡」では万葉線の「ドラえもんトラム」をイメージしたプラレールや自由帳などを扱っています。ご当地ならではのレアなアイテムをお土産に選びましょう。


藤子・F・不二雄先生のふるさと高岡で、ドラえもんをめぐる旅をしてみませんか。
童心に戻ってドラえもんの世界を楽しんでみてください。


©Fujiko-Pro
 

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