氷見周辺のおすすめ観光スポット10選！自然と海の魅力が満喫できる北陸の人気エリア

富山県の北西部に位置する氷見。

富山湾に面し、1年を通して豊富な海の幸を新鮮な状態で味わえるのが魅力です。中でも漁の最盛期に定置網で漁獲し、一定の基準を満たした「ひみ寒ぶり」は抜群の知名度と人気を誇ります。

氷見の各地で見られる富山湾越しの立山連峰の絶景は、万葉集の歌にも多く詠まれ、今も昔も多くの人を魅了しています。
 

東京から

✓新幹線

東京駅 （北陸新幹線かがやき） → 富山駅 → （あいの風とやま鉄道）→高岡駅→（JR氷見線）→氷見駅：約3時間

東京駅（北陸新幹線はくたか）→新高岡駅→（JR城端線）→高岡駅→（JR氷見線）→氷見駅：約3時間30分


✓飛行機

◯空港からレンタカーの場合

羽田空港 → 富山きときと空港→（レンタカ）ー→氷見駅：約1時間50分

◯空港から公共交通機関の場合

羽田空港 → 富山きときと空港→（連絡バス）→富山駅→（あいの風とやま鉄道）→高岡駅→（JR氷見線）→氷見駅：約2時間30分


✓車

練馬IC → 氷見市内各IC→氷見IC→氷見駅：約5時間30分

 
大阪から

✓特急列車と新幹線

大阪駅 （特急サンダーバード） → 金沢駅 → （北陸新幹線つるぎ・はくたか）→新高岡駅→（JR城端線）→高岡駅→（JR氷見線）→氷見駅：約3時間30分

✓車
吹田IC → 氷見市内各IC→ 氷見IC→氷見駅：約4時間30分
 

名古屋から

✓特急列車と新幹線

名古屋駅 （特急しらさぎ） → 金沢駅 → （北陸新幹線つるぎ・はくたか）→新高岡駅→（JR城端線）→高岡駅→（JR氷見線）→氷見駅：約3時間45分

✓車

小牧IC → 氷見市内各IC→氷見駅：約3時間


新高岡駅・高岡駅から氷見へ向かうのに便利な「わくライナー」 

高岡市内から、氷見へアクセスする場合は、予約不要な特急バス「わくライナー」を使うと便利です。

新高岡駅・高岡駅から「ひみ番屋街」や、氷見温泉郷「ひみ阿尾の浦温泉」、「岩井戸温泉」を経由して、和倉温泉まで向かいます。

氷見駅前からひみ番屋街（道の駅氷見）など経由し、氷見市民病院までを結ぶ市街地周遊バス。

藤子不二雄Ⓐ先生の人気まんが「怪物くん」のキャラクターたちがラッピングされ、通称「怪物くんバス」として親しまれています。

氷見市内の12店舗で食べ歩きが楽しめる「氷見つまみ食いクーポン」。
氷見駅構内の観光案内所とひみ番屋街の総合案内所で販売されています。

市街地周遊バス1日フリー乗車券付きのお得なクーポンです。

富山湾越しの立山連峰の絶景を眺め、新鮮な海の幸や名物を味わって、温泉につかる。
そんな極上の旅が叶う氷見のおすすめスポットをご紹介します。
 

車窓から絶景を望む、至福の列車旅

JR氷見線・城端線を運行する観光列車「ベル・モンターニュ・エ・メール」。
フランス語で“美しい山と海”を意味し、「べるもんた」の愛称で親しまれています。

富山湾越しの女岩と晴れた日には立山連峰が見られる「雨晴海岸」沿いなどをゆっくりと運行。車窓から絶景を望む列車の旅が楽しめます。

車体や車内は品のあるモスグリーンで統一され、4人掛けのボックス席の他、窓側にカウンター席を用意。
その場で職人が寿司を握ったり、富山の地酒を飲み比べられたりと、充実した車内サービス（要事前予約）も魅力です。

温泉につかりながら富山湾と立山連峰を眺める贅沢

氷見には海岸沿いを中心にいくつもの温泉が点在。総称して「能登半島国定公園 氷見温泉郷」として知られています。

富山湾や天気の良い日には立山連峰を眺めながら温泉につかる、贅沢な時間が過ごせます。氷見漁港などで水揚げされた新鮮な旬の魚介が味わえるのも魅力の一つ。

泉質はナトリウム塩化物泉で、切り傷や火傷、慢性皮膚病、慢性婦人病などに効能があるといわれる他、「肌がつるつるになる」と評判です。
 

地元の味覚と新鮮な海の幸、ひみで楽しむ食の楽園

数々の氷見グルメが集結する施設「氷見漁港場外市場 ひみ番屋街」。

氷見漁港で水揚げされた旬の鮮魚で握る寿司の他、コシが強くツルツルとした喉越しが特徴の氷見のうどん、極上の氷見牛料理など、自慢の品がそろいます。

各レストランで食事が楽しめるのはもちろんのこと、土産処も充実。

富山湾と立山連峰の景色が広がる展望広場や無料の足湯も備わります。
隣接する「氷見温泉郷総湯」では、源泉かけ流しの天然温泉が楽しめます。
 

富山湾沿いに広がる憩いの場

「ひみ番屋街」からほど近く、氷見漁港にかかる主塔高51mを誇る斜張橋「比美乃江大橋」に隣接する「比美乃江公園」。
海岸沿いに広がり、富山湾が一望できるロケーションです。

広大な園内にはさまざまなエリアがあり、芝生で寝転がったり、アスレチックや滑り台といった遊具で遊んだりと、思い思いに過ごすことができます。

海側に突き出した展望台は、海越しに無人島の唐島や晴れた日には立山連峰を見ることができるビュースポットです。　
 

漁師気分が味わえる「ひみの海探検館」

「ひみの海探検館」として親しまれる「氷見市漁業文化交流センター」。
VR（仮想現実）やAR（拡張現実）ストリーム、体験展示「ハンズオンひみ」などを用意し、ゲーム感覚で氷見の漁村文化が学べる施設です。

VRシアターでは、大迫力の映像を見ながら、富山湾に潜ったり、漁師気分を味わったりすることができます。

施設内には、飲食スペース「ひみ岸壁市場」もあり、氷見漁港で水揚げされたばかりの魚介がいただけます。
VRなどで漁師体験を味わった後、氷見ちらし定食や氷見漬けちらし定食など、新鮮な海の幸を堪能してみては。
 

愉快な仲間たちに出合うまち歩きを楽しんで

氷見駅前から中央町にかける商店街一帯は、通称「まんがロード」と呼ばれ、氷見市出身の漫画家・藤子Ⓐ先生が描いたキャラクターのモニュメントが点在します。

忍者ハットリくんの仲間たちを中心に、富山湾に生息する魚をモチーフにした作品「氷見のサカナ紳士録」もお出迎え。近づくとおしゃべりしてくれますよ。

湊川に架かる中の橋と復興橋の間には、「忍者ハットリくんカラクリ時計」が設置され、毎正時、愉快なショーが繰り広げられます（12月中旬〜3月中旬は休止）。
 

大人も子どもも楽しめるお魚ワンダーランド

「富山県栽培漁業センター」は栽培漁業を楽しく学べる入館無料の施設。放流された稚魚と触れ合える「ふれあいプール」が特に人気です。

館内の水槽を泳ぐ魚たちにエサやりが可能な他、「バーチャル栽培漁業体験」を通してゲーム感覚で栽培漁業が学べるコーナーも。

大人も子どもも好奇心がくすぐられる施設は「ひみ番屋街」から車で15分ほど。ぜひ立ち寄ってみてください。
 

美しい海岸沿いに広がる憩いの場

富山湾に面した「松田江の長浜」沿いに位置する「氷見市海浜植物園シーサイドパーク」。
日本各地の海浜植物などを展示する植物園の他、膜状のトランポリン「ふわふわドーム」やネット遊具などが備わります。

遊具スペースは屋根付き。屋内にはボルダリングや木のおもちゃで遊べるフロアなどもあり、天候に関わらず楽しめるのが魅力です。

施設内の展望レストランでは「松田江の長浜」の美しい景観を眺めながら、イタリアンを味わうことができます。テイクアウトして、砂浜でピクニックするのもおすすめ。
 

富山を代表する絶景スポットは息を呑む美しさ

富山湾越しに女岩と立山連峰を望む景勝地「雨晴海岸」は、氷見から少し足を延ばして、ぜひ訪れてほしいスポット。

万葉の歌人・大伴家持に愛され、多くの歌が詠まれた景色は、日本の渚百選の他、白砂青松百選、日本の海水浴場88選に選ばれ、今も昔も多くの人を魅了しています。

夏場は遠浅で絶好の海水浴場にもなる人気の海岸です。
 

雨晴海岸沿いに建つモダンなカフェ&ショップ

「雨晴海岸」沿いに建つ「道の駅雨晴」。

船をモチーフにしたモダンな3階建ての施設で、1階にはインフォメーションセンター、2階にはカフェやショップなど、3階には多目的ルームと展望デッキがあります。

各階から見るオーシャンビューの景色は格別。タイミングによっては海をバックに走る氷見線の列車を見ることもできます。

氷見駅からレンタサイクルを利用してアクセスするのがおすすめ。自転車は「道の駅雨晴」近くのJR「雨晴駅」で返却可能です。
富山湾岸沿いを走るサイクリングは、絶景と爽快感が楽しめます。
 

桜を愛でる春、絶景のもとで海水浴を楽しむ夏、紅葉麗しい秋、「ひみ寒ぶり」と温泉を堪能する冬。四季折々の氷見の魅力をご紹介します。
 

氷見屈指の景勝地「朝日山公園」は、およそ160本のソメイヨシノが咲き誇る桜の名所として知られています。

湊川沿いもおすすめの花見スポットで、散策路を歩きながら、春の華やかな景観を満喫することができます。いずれも桜の開花期間にはライトアップを実施。夜桜も楽しめます。

能登半島国定公園に指定された氷見海岸は、海と立山連峰を望む絶景ポイントとしてはもちろんのこと、夏は海水浴場としても賑わいます。

また、氷見の夏の風物詩といえば、毎年7月13、14日に開催される「祇園祭り」。
「イヤサー、イヤサー」という掛け声と笛や太鼓の音が鳴り響く中、神輿や曳山が巡行します。
 

朝日山公園の麓に位置する「上日寺」の境内には、国の天然記念物に指定されたイチョウの大木が立ち、見事な黄葉を見せます。

秋は魚種が豊富で、ブリの幼魚「フクラギ」や塩焼きにしていただく「カマス」、アオリイカなどが味わえるのも魅力的。氷見米やマコモタケといった里の恵みも豊かです。

冬に漁の最盛期を迎える「ひみ寒ぶり」。締まった身に脂がのった氷見を代表する極上のグルメです。
飲食店の他、温泉宿でその味を堪能することができます。

美人の湯として評判な温泉につかりながら富山湾と立山連峰の景色を堪能し「ひみ寒ぶり」の料理を味わう至福の時間を過ごしてみては。
 

新鮮な海の幸はもちろんのこと、地元名産の「氷見のうどん」やブランド牛「氷見牛」など、おいしいものであふれる氷見。その魅力をご紹介します。
 

氷見港で水揚げされた旬の鮮魚をふんだんに使った「海鮮丼」は、氷見の旬を堪能するのにぴったりなグルメ。

氷見漁港の卸売市場2階には、競り落とされた魚介がダイレクトに届く「氷見魚市場食堂」があり、一般観光客の方も食事が可能です。
 

※Google Mapの情報を表示するため、情報の保証はできかねる旨ご了承ください。

氷見市内の加盟飲食店や宿泊施設で提供される「氷見三昧御膳」は、富山湾でとれた鮮魚をはじめ、氷見牛や新鮮な地元野菜などを使い、その名の通り氷見の味が満喫できる一品です。

料理の内容や価格は店舗によって異なり、基本は要事前予約。詳しくは下記のページをご覧ください。

氷見の新鮮な魚を堪能するなら寿司もおすすめ。漁場から漁港までが近い氷見では、とれたて仕入れたての旬のネタが並びます。きときと（新鮮）を体感してみてはいかがでしょう。
 

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全国的な知名度を持つ「ひみ寒ぶり」。刺身はもちろんのこと、ぶりしゃぶやぶり大根などもいただけます。

氷見では、10月からフクラギ（ブリの幼魚）がとれ始め、12〜1月に漁の最盛期を迎えます。
一定期間に富山湾の定置網で漁獲の後、氷見漁港に並ぶものは「ひみ寒ぶり」としてブランド化され、絶大な人気を誇ります。
 

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手打ちした生地を何度も引き伸ばす「手延べ」製法で作られる「氷見のうどん」は、コシの強さと喉越しの良さが魅力。
季節の魚介を使った天ぷらなどと一緒に、素朴な味付けのつゆでいただきます。

コシがある食感とほっとする味にファンが多く、土産品としても人気です。
 

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富山県最大の肉牛産地である氷見。ブランド牛の「氷見牛」は絶妙なさしの入り具合と質の良い脂が特徴です。

8戸の生産者が約800頭の黒毛和牛を育て、出荷する氷見牛の8割5分超（全体平均）がA4ランク以上という質の高さを誇ります。

ステーキや焼肉、しゃぶしゃぶで極上の味を堪能してください。
 

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氷見エリアには、魅力的な宿泊施設がたくさん！下記から氷見の宿泊施設を一括検索して、料金比較ができます。

氷見観光協会が運営する氷見駅構内の観光案内所でパンフレットの入手などが可能です。（営業時間は9:00〜17:00）。旅前の宿泊予約やおすすめの観光ルートなどの相談も受け付けています。

氷見の観光案内や散策マップなどが、下記よりPDFでダウンロードできます。

富山湾と立山連峰の絶景をさまざまな角度で満喫できる氷見。

美人の湯として知られる温泉あり、「ひみ寒ぶり」をはじめ旬の鮮魚や極上の「氷見牛」などのグルメあり、子どもも楽しめる遊び場ありと、季節や年代を問わずに楽しめます。

魅力あふれる氷見観光へ、ぜひお出かけください！