路面電車に乗って出かけよう｜車なしで路面電車に乗って行くことができる富山のおすすめ観光スポット

富山県内では、富山駅と高岡駅から路面電車が走っています。

富山駅　：　富山地鉄 市内電車（環状線、南富山駅行、大学前行、富山港線）
高岡駅　：　万葉線（高岡駅－越ノ潟駅間）

路面電車は県内の他の鉄道と比べると、本数が多く、観光の際の移動に適しています。

■富山地鉄市内電車の乗り方
①電停の案内看板で方面を確認して電車の到着を待ちます
②整理券はないので、中央のドアから乗車してそのまま席に座ります
③降りたい電停が近付いたら降車ボタンを押して知らせます
④両替が必要な場合は、車両前後にある精算機で行えます（車両が停車している間に実施してください）
⑤降車時に車両前方の運賃投入口で精算します（大人 210円　小人 110円 全区間均一）
※Suica等の交通系ICカードもご利用できます。降車時に車両前面のカードリーダーにかざしてください

■万葉線の乗り方
①車両後方の乗車口から乗り込んで整理券を取ります（降車時に必要です）
②降りたい電停が近付いたら降車ボタンを押して知らせます
③両替が必要な場合は、車両内にある精算機で行えます（車両が停車している間に実施してください）
④降車時に車両前方の運賃投入口で精算します（整理券に応じて金額が変わります。車両前方の電光掲示板で金額を確認します）
※現在万葉線では交通系ICカードは利用できません。乗車時は現金のご持参をお忘れなく。

富山駅の南側は、富山地鉄 市内電車の環状線、大学前方面行、南富山方面行　の3方面に向けて路面電車が走っています。

富山城址公園
富山地鉄 環状線「国際会議場前駅」から徒歩２分
濠（ほり）の水面に反射する姿や、春は桜とお城、冬は冠雪した天守閣など時間や季節によって様々な風景や雰囲気を楽しめます。
公園の一角に建つ天守閣は1954年に再建されたもので、内部は富山城の歴史を紹介する郷土博物館になっています。最上階の天守展望台に上がって、かつてのまちなみを想像しながら市街地を眺めてみるのもおすすめです。

富山湾鮨
「富山湾鮨」は「天然の生け簀」と呼ばれる富山湾の鮮度抜群の地魚を使った、富山に来た人っだけが食べられる贅沢なお寿司です。
富山湾で獲れた旬の地魚、富山県産米のシャリを使った寿司10貫、富山らしい汁物が提供され、価格も定額でカウンターのお寿司屋さんが初めての人でも安心です。
富山駅の南側には富山湾鮨を提供するお寿司屋さんが何件もあるので、ぜひ路面電車に乗って富山湾鮨を堪能しに行ってみてくださいね。

富山駅北には富山地鉄富山港線に乗って行くことができます。

岩瀬まち歩き
富山地鉄 富山港線「東岩瀬駅」「岩瀬浜駅」から徒歩約10分
富山港線に乗って電車に揺られること約25分。ノスタルジックな古い町並みが今も残る岩瀬エリアに到着します
江戸時代初期から日本海を行き来する北前船の港町として栄えてきました。土蔵や旧廻船問屋が建ち並ぶ大町通りや海が見える美しい街並みは散策にぴったり。川岸を背に明治期に建てられた家屋が多く残っており、当時の趣のある雰囲気を存分に残しています。最近は、廻船問屋の土蔵をリノベーションしたギャラリーをはじめ、食品セレクトショップ、ビールパブ、日本酒バー、レストランなど新しいお店が続々オープンし、注目のスポットとなっています。

富岩運河環水公園
富山地鉄 富山港線「オークスカナルパークホテル富山駅」から徒歩7分
富山駅から徒歩9分
四季折々の富山の自然と水辺空間を楽しめる街のオアシス。春は桜、秋は園内の木々が赤や黄に色づく紅葉を楽しむことができます。公園内にはカフェなどもあるので、ゆっくりくつろぐ癒しの時間をお過ごしください。
夜はライトアップや、時期によってはイルミネーションによって彩られます。

万葉線は高岡駅～越ノ潟駅（射水市）を結ぶ路面電車です。
 

内川まち歩き
万葉線「新町口駅」から徒歩10分ほど
川の両岸に漁船が停泊し、そばには漁師の作業小屋(番屋)や家々が並ぶノスタルジックな光景が広がっています。川沿いはのんびりと散歩するのにぴったりな場所で、歩いていると民家や倉庫を素敵にリノベーションしたカフェ、地元の人に愛されているお餅屋さんなど、ふらりと寄りたくなるスポットがたくさん。映画やドラマのロケ地になることも多く「日本のベニス」とも呼ばれる場所。天候に恵まれると、内川からも立山連峰が望めます。

高岡市 藤子・F・不二雄ふるさとギャラリー
万葉線「志貴野中学校前」から徒歩10分
高岡市は「ドラえもん」の生みの親として知られる藤子・F・藤先生の出生地。高岡市美術館2Fにある「高岡市 藤子・Ｆ・不二雄ふるさとギャラリー」は、原画やゆかりの品を通して、藤子・Ｆ・不二雄先生の描くまんがの原点に触れられるスポットです。
どこでもドアを通り抜けると、藤子・Ｆ・不二雄先生が14歳のときに手作りした冊子『妖怪島』、ペンやインクなどの愛用品、カラー原画など数多くの作品が展示してあります。ドラえもんコーナーもあり、少年時代を過ごした高岡を彷彿とさせる景色を描いた作品も鑑賞できます。