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雪国の伝統が新しい息吹を得て復活!新旧織り交ざる南砺市のニューアクティビティ「BENTA」(ベンタ)の魅力に迫る!
南砺市 五箇山で古くから親しまれてきた冬の雪遊び「ベンタ」が、新たに「BENTA」として古き良さを生かしながら復活します。
今昔が融合する新アクティビティ「BENTA」とは?
そんな「ベンタ」を南砺市のアドベンチャートラベルの一環で「BENTA」として復活させるプロジェクトが2024年の冬にスタートしました。
BENTA制作体験会に潜入!
「BENTA」はかつて五箇山地区で「ベンタ」として使用されていた雪板を現代風にリノベーションし、スノーボードやスキーなどと同じようなアクティビティに使用できるようにしたものです。
ニスを塗ったり、焼き印を押したりして、自分好みのものに仕上げていきます。
「BENTA」を実際に制作する体験会が南砺市の閑乗寺公園で開かれました。
その様子を交えながら、「BENTA」の魅力に迫ります。
◆ 体験会概要 ◆
開催日時 : 2024年11月20日
開催場所 : 閑乗寺公園(南砺市井波)
参加者 : 8名
BENTA制作風景(型取り)
「BENTA」の制作には、縦110センチ、横30センチの木の板を使用しています。
その板に、「BENTA」の型を乗せ、鉛筆でなぞって型取りをします。
まずは「BENTA」の設計図を描く作業です。
BENTA制作風景(切断)
ジグソーと呼ばれる器具を使って、型取りをした板をライン通りに切っていきます。
BENTA制作風景(切断面の研磨)
板の切断が終わったら、切断面をやすりで削る作業を行います。
ジグソーで切断した断面は角がとがっており、扱う際に危険であるほか、見た目も不格好です。棒やすりや電動やすりなどを使って、切断面を整えていきます。
BENTAの制作風景(表面の研磨)
切断面を整えたら、「BENTA」の表面の研磨に移ります。
「BENTA」は雪上を滑るため、表面がざらついていたり、先端部分に反りがなかったりするとなめらかに雪上を滑ってくれません。
BENTAの制作風景(焼き印押し)
表面を滑らかにしていよいよ「BENTA」の形が見えてきました。
ここで「BENTA」の象徴ともいえる「焼き印」を押す作業を行います。
「BENTA」という文字が刻まれたスタンプをバーナーで熱し、熱々になったスタンプを板の表面にめがけて押して焼き印を付けます。
BENTAの制作風景(ニス塗り)
最後に、製作した「BENTA」にニスを塗って表面にツヤを出します。ニスを塗って乾かせば「BENTA」は完成です!
BENTAの今後の展望
スキーやスノーボードなどの定番アクティビティとは異なる魅力がある「BENTA」。
今後は今回のイベントが開催された閑乗寺公園のほか、市内のゲストハウス等での貸出も始めるとのこと。冬季に南砺市に宿泊した際の体験コンテンツとして更なる普及を目指します。
来年も「BENTA」の製作体験会が行われる予定ですので、下記南砺市観光協会HP等をチェックしてみてください。
南砺市の冬の新しい定番アクティビティとして「BENTA」が浸透する未来もそう遠くないかもしれません。
周辺情報
BENTAと一緒に楽しみたい冬の南砺市のおすすめスポットをご紹介します。
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どの時期に訪れても美しい日本の原風景を見ることができますが、特に集落全体が雪で覆われた「真っ白な銀世界」となる冬の光景は必見です。世界遺産 五箇山 菅沼合掌造り集落
もっと見る相倉集落と同じく世界文化遺産に登録された富山が誇る原風景。
冬のライトアップの光景は、まさに幻想的の一言です。いなみ木彫りの里創遊(道の駅井波)
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もっと見る井波彫刻発祥の寺院。
広々とした境内には、美しい桜や藤の花々と共に、繊細でありながら豪華で迫力のある見事な彫刻が随所に見られ、全国から大勢の参拝者が訪れます。
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※この記事は南砺市観光協会とのタイアップ記事です。