開湯100年に沸く！
宇奈月温泉へ

黒部峡谷トロッコ電車が走る宇奈月。かつて桃の樹林が広がっていたというこの地に温泉が引かれて２０２３年で１００年を迎えます。宇奈月から黒部川のさらに６キロ上流にある黒薙温泉を源泉とし、日本一とも言われる透明度を誇ります。「つべつべ（つるつる、すべすべになる）美肌湯」としても評判。

温泉街には気軽に楽しめる足湯が点在するほか、日帰り利用も可能な温浴施設から富山湾の美味も味わえる温泉旅館まで、湯浴み三昧を楽しめます。 今年は開湯１００周年を記念して、温泉街を挙げてさまざまなイベントが毎月のように催されるというから期待が募ります。今、まさにホットなエリアです。

江戸末期から親しまれる秘湯で 大自然と一体化するような温浴体験

トロッコ電車の黒薙駅を下車。ここが宇奈月温泉の源泉。まさに秘湯と呼ぶにふさわしい場所にある。例年5月上旬から11 月下旬までの営業（予定）で、宿泊のほか日帰り利用にも対応。黒薙川を見下ろせる女性露天風呂「天女の湯」のほか男女別内風呂、河原に隣接した広さ28 畳相当の混浴大露天風呂もある。

地元民にも愛されるポップな温泉施設

出入り口に2箇所の足湯、館内に2つの浴場と露天風呂を備える。２階「桃の湯」、3階「月美の湯」はいずれも“美肌の湯”として名高い天然温泉掛け流し。3階の露天風呂は開放感も抜群。宇奈月温泉駅から徒歩約１分。旅の疲れをゆったり癒してみて。

黒部川のせせらぎに癒やされて

100 周年を迎える眺望自慢の宿。男女の大浴場と各々に付属する川床露天風呂からは、それぞれ異なる黒部川の表情が楽しめる。4か所の貸切風呂を含めたバラエティ豊かなお風呂と、富山の山海の幸満載の夕食を味わえば夢心地に。

温泉街のオアシス的存在

クラシカルな装いと落ち着きある雰囲気の店内には、モーツァルトのBGMとともに心地よい時間が流れる。コーヒー、軽食、スイーツまで多彩なメニューが揃い、営業は朝8時半から。穏やかなひとときを過ごせそう。