冬の富山で温まる、大切な人と温泉・グルメの旅へ。

日常から抜け出し、富山へ旅に出かけましょう。富山ならではの光景や旬のおいしい海の味覚が、心を満たして気分をリフレッシュしてくれます。海越しに3,000m級の山々が屏風のようにそびえる景色は富山を代表する絶景で、年末から春先にかけての冷え込みの厳しい時期が、もっともよく見えると言われています。大地の恵みである温泉成分を生かしたエステで身体を癒したり、雪の舞う夜空に浮かぶ花火を眺めたり。この冬は一番大切な人へ、非日常の旅を贈りましょう。

富山の温泉地へ出かけませんか？　温泉で手足をのばせば日常の疲れや悩みが湯に溶け出し、元気が湧いてきます。効能のある湯はじんわりと身体を温め、心身ともにあなたを癒してくれるでしょう。冬の富山は身がしまって脂の乗りが抜群の寒ブリ、甘みが強くでジューシーな紅ズワイガニなど豊富な魚介が水揚げされ、おいしい海の幸が楽しめる時期でもあります。明日からのパワーを、冬の富山でたっぷりと充電してください。

「ひみ寒ぶり」で知られる氷見には、海沿いに温泉宿や民宿が立ち並んでいます。露天風呂や客室から富山湾が一望できる宿もあり、海越しの立山連峰からの日の出、朝焼けの光景は宿泊者だけの楽しみでもあります。越中定置網発祥の地であり、眼下に広がる海に仕掛けられた網の配置も見事。12月から2月末までは、富山湾の冬の王者「ひみ寒ぶり」が、趣向を凝らした多彩な料理で提供され、お刺身は部位による味の違いも満喫できます。「ぶりしゃぶ」は、氷見温泉郷にある宿で発祥した料理でもあります。

山間を緩やかに流れる庄川沿いに、大正期から歴史を刻む温泉地があります。折々の景色が素晴らしい庄川峡は、冬になると雪をかぶり、まるで水墨画のような景色の中を遊覧船が行き来します。温泉成分を濃縮した泥パックを全身に塗布するセラピーを提供する宿もあり、身体に温泉成分をしっかりと浸透させながらリフレッシュするのがおすすめ。食事は富山の山海の幸を味わえ、地元の温泉水を利用して育てた旨味の強い「庄川おんせん野菜」にも注目が集まっています。静かな温泉地で、健やかさと美しさを手に入れてください。

黒部峡谷トロッコ電車の出発点でもある宇奈月温泉は、「美人の湯」として名高い温泉地です。源泉は黒部川の上流の黒薙にあり、温泉は約7㎞もの距離を湯もみされながら運ばれています。弱アルカリ性単純泉という化粧水にも似た泉質で、肌なじみがよく、湯上がり後は素肌がツルツル&スベスベになると好評を得ています。客室や大浴場の多くは黒部川沿いにあり、山懐に抱かれた宇奈月の景色が目に飛び込んで来るでしょう。1月から3月は、毎週土曜の夜に花火が上がり、冬の夜空が美しく染まります。

温泉を訪れた行き帰りに立ち寄ってほしいのが、地域の魅力がぎゅっと詰まった道の駅です。それぞれの土地の特徴を魅力たっぷりに教えてくれる道の駅がいくつもあるので、富山旅のお土産探しに訪れてみましょう。

●道の駅 福光
 国道304号沿いにある『道の駅 福光』は、南砺市の農家が丹精込めて育てた野菜を豊富に販売しています。地元農家が作る野菜は人気が高く、朝一番を目がけて訪れるお客さんもたくさんいます。冬は富山県西部の郷土料理である「かぶら寿司」、福光の渋柿から作る「干し柿」「あんぽ柿」なども店頭を賑やかにします。米どころなので、おかきも豊富な種類をラインナップしています。
 

●魚の駅 生地
黒部漁港のそばにある『魚の駅 生地』は、目の前の海で獲れた新鮮な魚介や、地元で「塩もん」と呼ばれる手作りの干物などを販売する「とれたて館」と、旬の海の幸を味わえる「できたて館」の二棟に分かれています。冬の週末は大鍋で作る温かい汁が登場したり、黒部で唯一、紅ズワイガニの漁に出ている「恵比寿丸」の乗組員がカニの直売をしたりと、活気に溢れています。
 

知らない道や雪道の運転が心配という方には、タクシーの利用が安心です。富山県には質の高いサービスを提供する「おもてなし優良タクシードライバー」というタクシー運転のプロフェッショナルがおり、安全で快適な旅をサポートしています。長年の経験を活かした富山の観光案内や心を込めたおもてなしで、旅の思い出がより深まるでしょう。乗車された際は、富山にまつわるさまざまな話を聞いてみてくださいね。

ぜひこちらのサイトを参考に、宿の予約や旅行のプランを立ててみてくださいね。