雲龍山勝興寺 うんりゅうざんしょうこうじ

本願寺八世蓮如上人が、文明3年(1471年)に越中の布教の拠点として、砺波郡蟹谷庄土山(現在の南砺市福光土山)に開山した土山御坊を起源とする浄土真宗本願寺派の古刹。本堂は、江戸時代中期に加賀藩主の支援を受け、西本願寺の阿弥陀堂を模して建立された。約30,000㎡を誇る伽藍内には国の重要文化財に指定されている12棟の建造物がある。江戸時代の姿をよみがえらせるべく、平成10年より23年の年月をかけて大改修工事が行われ、令和3年3月に完工。本堂や総門など、往時の姿がよみがえった(平成の大修理)。境内は東を正面とし、総門、唐門を入った敷地南寄りに大規模な本堂が建ち、北寄りには大広間、書院、台所など寺僧の居住・接客用の建物群が軒を列ねており、近世寺院の景観を残している。

エリア
高岡市
カテゴリー
国宝・重要文化財 神社・仏閣

基本情報

住所 富山県高岡市伏木古府17-1
撮影日 2021/04/11
撮影天候
時刻 18:00